ある本との出逢い あの感動をふたたび、みたび!

皆さんは、読書が好きですか?

 

学生の頃、星新一さんの『ショートショート

遠藤周作さんの『ぐうたらシリーズ』などの

軽いタッチの作品や、司馬遼太郎さんの『項羽

劉邦』『龍馬がゆく』などの人物寸評だけで

2ページを費やすほどの重い作品までジャンル

にこだわらず読んでいました。

 

大学でフェンシングを始めたので、ちいとは

武道の精神を学ぼうと、吉川英治さんの『宮本

武蔵』全8巻を読み始めました。

それ以来、吉岡英治さんのファンになり、

親鸞』『三国志』全8巻を読んでいました。

 

就職して数年は、読書らしい読書はしていませ

んでしたが、会社から離れたところに引っ越し

たのをきっかけに、往復1時間の通勤電車の中

で『三国志』を読破し、職場の先輩から譲って

もらった山岡荘八さんの『徳川家康』全13巻

を読み始め、5巻にさしかかったところで九州

に転勤となりました。

 

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ネタバレして申し訳ないのですが、この5巻あ

たりは、家康の実母である於大の方様が家康と

離ればなれになる悲しい場面があり、読書中に

涙が出るくらい感動します。

 

九州では車通勤になり、読書熱が冷めてしまい

何度か『徳川家康』を読み返したものの5巻に

さしかかると、子供達が乗っかかってきて、

『お父さん、遊ぼぅ!』と。

やはり、子供の笑顔には勝てませんね。

 

以来、『徳川家康』は於大の方様と離ればなれ

になったシーンで、今に至りまする(^^;)

 

今回、退職したことを長女に伝えると『今度は

趣味に時間を使えるね!徳川家康も読み始める

のかな』と。

覚えていたんですね。

 

そう、読み始めます。

また、5巻目の感動シーンが味わえるのはとて

も愉しみです。

最初に読み始めたのは、子供が幼い時。

2回目は九州で子育ての真っ最中。

今回は子供が成人になり孫に恵まれた時。

同じシーンを読んでも、きっと感じ方が変わっ

ていると思います。

どんな感動が待っているのでしょうか、とても

愉しみです。

 

            本日は、この辺で。