理想の上司とは?どんなマネージャー像?

見倣いたい面あり、半面教師の面あり…

 

サラリーマンならずとも、だれしも上司、マネ

ージャーと仕事をした経験があると思います。

私もこれまでいろいろな上司に出逢いました。

見倣いたい面、反面教師の面もあり、とても

勉強になりました。

その方々の中から、少し紹介すると…。

 

Aさん…設計の仕事から梱包の仕方まで詳しく

 教えてくれる。庶務的な仕事まで手を出すた

 め、本業がおろそかになりがち。

 なかなか成果が得られない。

Bさん…とても優しく面倒見がよい。一緒にな

 って考えてくれる。指導が足下になりがちで

 将来の方向性を示さない。

Cさん…リーダーシップもあり、将来の方向性

 を示してくれる。ただし、足下の細かいこと

 は、ほったらかしで面倒を見ない。

Dさん…放任主義で、だまって任せている風で

 裏で調整してくれている。何を考えているか

 判らず、取っつきにくい。

Eさん…部下の持ち味を活かして、チームで仕

 事を進める。誰に対してもいうべきことを主

 張するため、上司の受けが悪い。

Fさん…技術的には優秀で判りやすく教えてく

 れる。方針が日替りで、失敗すると責任転嫁

 し、陰口をたたく。

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いろいろな上司、マネージャーがいますよね?

ところで、マネージ(manage)の意味を知ってい

ますか?『どうにかして○○する』という意味

だそうです。

ですから、『マネージャー』って、『どうにか

する人』とも云え、なんとかしようと行動する

人はすでに『マネージャー』の素養がある人だ

と思うのです。

 

それでは、良い『マネージャー像』って、どう

思われますか?

いろいろな上司に巡り逢って、私が考える理想

の『マネージャー像』とは…

 

○ 部下ひとりひとりの持ち味を見つけて、

 それを引き出し、結集させ総合力を発揮して

 成果を上げて、全員で達成感を味わう人

 

○ 進むべき方向性を示し、リーダーシップを

 執って導き、いつ自分が去ってもいいように

 部下の育成に力を注ぎ、熟す機を観て部下に

 託す人

 

○ 部下をよく観て、『ダメなことはダメ』 と

 毅然と正し、『優しさ』 と 『厳しさ』で成長

 を促す人

 

そして、決してなってほしくないマネージャー

像とは?

 

× 『やっておけ!』 『何やってんだ!』 『何

 とかしろ!』とパワハラをする人

 

× 『放任主義』と、『無責任主義』を混同して

 いる人

 

× 自己中心的で、傲慢な人

 

いかがでしたか?マネージャーはとくに謙虚で

あってほしいと思うのです。

『偉そうに観える人ほど、大抵偉くはない』

『頭を下げているのは、その人にではなく、

 肩書きに対して』

『座る椅子』が大きくなっただけ、

『座る人』が大きくなったのではない。

 

マネージャーならずとも、勘違いしないように

心がけたいものです。

 

            本日は、この辺で。