『良かった探し』をしてみませんか?
コロナ禍、侵略戦争と毎日のように悲しい報道
が続いていますね。気分が沈みがちになること
もあると思います。
世の中に、悩まない人はいないと思いますが、
悩んでばかりいる人もいますよね?
次々に悩みを抱え、まるで『悩み製造機』のよ
うな方がいます。
かくいう私も、仕事をしている時には、仕事に
ついての悩みがありましたが、退職後は悩みか
ら解放されると思いきや、子供達の行く末とか
やがて来るだろう親の介護のこととか、悩みの
大量生産を始めてしまっています😁
1995年にアルバート・エリスが提唱した、
『ABC理論』という論理療法の理論があるそ
うです。
Aは『出来事 Activating event』
Bは『信念 Belief』
Cは『結果 Consequence』
の頭文字を取っていて『出来事』から直接『結
果』に結びつくのではなく『信念』を通すこと
で『結果』として現れてくると考えた理論だそ
うです。
ここでいう『信念』とは、解釈や思い込み、固
定概念、捉え方、決めつけ、受け取り方と同義
語で、同じ出来事に遭遇しても人によって受け
止め方が違って、ポジティブにもネガティブに
も結果が変わるのだそうです。
なので、悩み込んでしまったら『~すべき』
『~でなければならない』という固定観念や、
『~であってほしい』という理想を一旦白紙に
戻して、『~に越したことはない』という風に
捉え方を見直してみると良いのではないでしょ
うか?
学生の頃、『ポリアンナ物語』という、ハウス
名作劇場が放映されていました。
11歳の少女ポリアンナは両親を亡くし、叔母
の家に引き取られ、悲しい身の上でありながら
父から教わった『良かった探し』を続けて、周
りの人々の心を温め、幸せになっていくという
物語でした。
まさに『信念』『捉え方』の違いなんですね。
騙されたと思って、『良かった探し』を始めて
みませんか?
本日は、この辺で。