『五感を使い、観て、訊いて、声だして、書いて』覚えてみては!

『ネット依存症』に陥らず、『ボケ防止』のためにも!

 

学生にとって試練の入学試験、そして入学式が

過ぎていきましたね。

皆さんは、これまでどのように試験勉強をして

いましたか?

幼なじみは『蛍光ペンでラインを引いて』覚え

ようとしていましたが、教科書ほぼ全行が蛍光

色に染まり、覚えきれなかったようです😀

姉は、地図帳の地名を『叫びながら、赤ボール

ペンでぐるぐる囲む作戦』をしていました😁

大学の友人は『教科書の行間を読んで覚える』

という高尚な方法を採っていました。彼は教授

になり、私達の母校で教鞭を執っています。

そういう私はというと『書いて覚える作戦』を

採っていました。いろいろ試してみましたが、

ただ、読むだけでは覚えられないのです。

こだわりが強いのか、自分なりにまとめ直さな

いと覚えられず、ノートにまとめ直していくう

ちに、頭の中が整理されて覚えやすいのです。

あと、耳障りではない静かなBGMを流して、

『ながら勉強する』方が覚えやすく、こまめに

休憩をとる方が、私には合っているようです。

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昨日、NHKの『サイエンスZERO』を観て

いました。今回のテーマは『ネット依存症』に

ついてでした。

世界のゲーム人口は30億人いて、オンライン

ゲームのランキングを上げようとのめり込んで

しまい、食べる時間さえ惜しんで、まるで寝た

きり生活のようになってしまう人が増えている

のだそうです。

今では『ゲーム依存症』という病名がつくほど

世界中で深刻になってきているとのこと。

 

依存症の人の脳を調べると、理性を司る前頭葉

に含まれるドーパミン受容体の活動量がゲーム

をはじめた頃は、上昇して『やる気』や『幸福

感』が得られるのですが、やがて低下し終いに

は枯渇してしまい、『憂鬱』になり『やる気』

や『幸福感』がなくなるという覚醒剤の薬物依

存症と同じ症状に陥ってしまうとのこと。

 

これは、ゲームに限らず、私達が手にしている

スマホタブレットを使って、インターネット

やSNSを観る行為にも思わぬ落とし穴がある

そうです。

 

また番組では、ある実験をしていました。

10個の単語をスマホを使って調べた場合と、

紙の辞書で調べた場合で、脳の血流を調べてみ

ると、スマホで調べた場合には、脳は活動して

おらず、辞書を使ってリアルに調べないと、脳

は活動しないということでした。

これを観て、以前『五感を使って覚えること』

が記憶の定着を高めると訊いたことを思い出し

ました。

 

スマホは調べ物に大変便利ですが、時間が経つ

と調べたことを思い出せないことって経験ない

ですか?

ただ『画面をスワイプするだけ』では、記憶が

定着しないんだなと実感しました。

 

『試験勉強』は遠く過ぎ去ってしまい『書いて

覚える作戦』は消え失せてしまっていますが、

『五感を使い、観て、訊いて、声だして、書い

て』覚えること。

そして『ネット依存症』に陥らず『ボケ防止』

をしたいと思います。

 

           本日は、この辺で。