前代未聞、グーグルアースと
Skypeで土地の仮契約!
『グーグルアース』を使って、自宅を観たこと
がありますか?
一昨日、久しぶりに『グーグルアース』を観て
みました。
おととしの春に土地を取得して、昨年4月末に
家を建てたので、まだ、家は存在しておらず、
雑草だらけで、土地の真ん中に、松と白樺の木
が、そびえ立ったままでした。
世界中の情報を更新するので、かなりの期間が
かかるのでしょうね。
私が土地を探し始めた時は、まず、選定の条件
を決めました。
1.自然災害のリスクが低いこと
2.転職先や妻の通院が便利なこと
3.ほどよい広さと手頃な価格
4.日当たりの良い南向きの四角い土地
5.閑静な住宅街
次に、全ての条件を満たす物件を見つけるのは
なかなか至難の業だと思うので、優先順位をつ
けておきました。長い年月暮らすわけですから
『これとこれは、譲れない』という条件を絞り
込んでおきました…😀
私の場合は、昨今、全国中で起こっている自然
災害のリスクを重要視して、ハザードマップを
調べて、地震や水害のリスクが低い候補地を絞
り込みました。
次には、通勤や妻の通院が便利な地域でした。
闘病中の妻の側にできるだけ居られるように、
通勤や通院の時間が、短い場所を探しました。
そしてもう1つ大切にしたことは、広さの下限
と、価格の上限を決めておくことでした。
物件を観ていくと、だんだんと目が肥えてきて
気がつくと予算オーバー…なんてことになりか
ねないからです。
最低限、どのくらいの広さが必要で、購入して
も、無理をしないで、支払える額を決めておく
ことが大切かと…😁
物件がある程度、絞り込めてきたら、不動産屋
に連絡して、現地を廻って確認をしていくので
しょうが、私が土地を探していたおととしは、
すでにコロナ禍が始まっていたので、なかなか
現地には、行けませんでした。
不動産屋からの情報だけでは不安だったので、
『グーグルアース』をフルに活用して、土地の
周辺や隣近所の様子や、買い物するスーパーや
コンビニが近くにあるか、建物の高さや道路の
幅を画面上で測って、縁石ブロックの幅 (60
cm) との比例計算で、実際の長さを求めて、
日照時間を計算したり、通りから続く緩やかな
坂の角度を測って、将来、来るであろう車椅子
の生活でも、上がることができるか…などなど
調べられること全てを調べました。
そして、どんな家を建てたいのか、その土地に
合わせて、レイアウトを考えておきました。
フリーソフトのレイアウト設計アプリを使って
設計してみたり、立体的に判らないところは、
レゴブロックを使って調べてみました…😁
その上で、前代未聞かもしれませんが、実際の
土地を観ずに、『Skype』で土地の仮契約
をしたのです。
なんてやんちゃな土地探しだったと思いますが
余命短い妻に、1日でも長く、新居に住まわせ
たくて、必死だったのです。
さすがに本契約の時は、転職先の面接を兼ねて
現地に行って、地盤調査に立ち会い、契約書に
サインしましたけど…😁
難儀だった土地探しでしたが、希望通りの土地
に、2人の望みを叶えた家を建てることができ
とても満足しています。
妻とたった1日も住むことができなかったのが
無念でなりませんが…😖💦
本日は、この辺で。