『徳川家康』第5巻を読み終えて!

生き残るには『統率力』が鍵、『配下』をよく知ること!

 

私の『読書熱』は『熱しにくく、冷めやすい』

のが、玉に瑕…😅

今まで『積ん読状態』であった『徳川家康』を

読むことを退職後の夢の1つにしていました。

そしてようやく、第5巻を読み終えました。

 

5巻目というと『山崎の戦い』で『明智光秀

を倒した『羽柴秀吉』が、天下統一への足場を

堅めていく頃で、『賤ヶ岳の戦い』で柴田勝家

を下して『小牧長久手の戦い』で『徳川家康

と対峙していくところになります。

舞台は、琵琶湖のほとりから、名古屋にかけて

戦が繰り広げられるのです。



私は、車に使われるLEDの開発に携わってい

たことがあって、刈谷市にある電装メーカーや

豊田市にある車メーカーに、度々出張していた

ので、多少の土地勘があり『小牧』『長久手

などの地名を観ると、なんというか『親近感』

のような不思議な感情が湧くのです。

史記に出てくる地名を『Google Map』で調べ

ては、その情景を思い浮かべながら、読み進め

ました。

 

豊臣秀吉』、『徳川家康』という戦国時代を

駆け抜けてきた、経験豊富な智将同志の戦いは

やはり圧巻ですね。

裏の裏まで考え抜いて、周到な準備をした上で

決戦に挑み、作戦通りになったり、裏目に出て

臨機応変に対処しながら、勝利をおさめていく

ところが面白いのです。

対して敵方では、経験の浅い若武将が、厳命に

背いて攻め込み過ぎ、そこに『一瞬の隙』が、

生まれて、勝敗が決していく。

これは『賤ヶ岳の戦い』『小牧長久手の戦い』

に共通して観られます。

 

勝敗の分け目には、『統率力』がキーになって

いるように思います。

自分の配下が、どのような気性で、戦において

優勢/劣勢な場合に、その配下は、どう考えて

どう行動するのかを把握していること。

それを踏まえて、どのように指示を与えると、

自分の意に則した行動をさせられるかという

『統率力』を持った武将が、生き残っていける

のだろうと思います。

 

これは、何も戦国時代に限ったことではなく、

現在にも、云えることではないでしょうか?

会社においては、『部下』のことをよく知る

『上司』であって、欲しいものです。

くれぐれも『部下』は、『使う物』なんて思う

ような『上司』であって、欲しくないですね。

 

squid-angler-55.hateblo.jp

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これまで2ヶ月で1巻という読書ペースなので

なんとか『還暦』の誕生日までに、全13巻を

読み終えたいと思うのですが、『熱しにくく、

冷めやすい』という私の『読書熱』が、うまく

いってくれるかどうか…😁

 

            本日は、この辺で。