『おのおの方、電柱でござる!』

『気に留めて観る』と
『新たな知見』が!

 

今日14日は、赤穂浪士が討ち入りした日。

赤穂藩主だった浅野内匠頭が、江戸城松の廊下

にて、吉良上野介への恨みから、刃傷に及んで

しまい『殿中でござる!』で有名な『忠臣蔵

の一節です。

こんなシリアスな冒頭に、洒落で不謹慎ですが

今日のテーマは、『電柱でござる!』…😁

 

先日、いつもの住宅街を散歩をしていました。

庭は雪囲いされて、鳥も見かけなくなってきた

ので、他にないかと歩いていると、『電柱』に

取り付けられたグレーの円柱状のトランスに…

『この”10”の表示は、いったい何だろう?』



トランスは、変電所から送られてくる高い電圧

6600Vを、家庭用では100Vや200V

まで変圧するものですが、表示を探してみると

5、10、20、30、50、75という6種

が見つかりました。



家に戻り調べると、それは電力容量のことで、

”10”は”10キロボルトアンペア”を表している

のだそうです。

そういえば、5キロボルトアンペアのトランス

は、少ない消費電力で済む『街路灯』に繋がっ

ていましたし、”20”や”30”の表示のトランス

は『住宅街』へ、”75”のトランスは『病院』

へ、電力が供給されていました。たぶん、CT

やレントゲン装置などの大きな電力が必要な、

医療装置があるためでしょうね。

 

もう1つ疑問だったのが、風量計のようなもの

がついている『電柱』があり、場所によっては

2個とか6個もついていました…😀

もし、風量を計るのであれば、1つでよいはず

ですし、端子に線が接続されておらず、データ

を取り込んでいるように、思えないのです。

『これは、いったい何の目的なのか?』



調べてみると『カラスの巣』を防止するための

風車とのこと。

『電柱』に、ハンガーなどの金属製のもので、

巣を作られてしまうと、ショートしてトラブル

になるため、風車をつけて、カラスを寄せ付け

ないようにしているのだそうです。


いつも観ている風景って、意識していないと、

見逃しがちですが、気に留めて観ると、新たな

知見が得られるものですね。

 

            本日は、この辺で。