思い思いのシュプールを描いて!
『精一杯、今を愉しんで!』
大雪に見舞われて、本格的なスキーシーズンと
なりましたね?
というか、今はスノボーシーズンでしょうか?
私は雪国で育ったので、小学校でスキー授業と
いうものが、年に数回ありました。
スキー靴に、弁当と、水筒を入れたリュックを
背負い、スキー板を担いで、2キロほど歩いて
公園にある高さ20~30mしかない小さい山
に到着すると、スキーを履いてコース造りから
始めるのです。
数10センチ降り積もった柔らかい新雪の上を
皆で列をなして、スキー板で踏み固めながら、
てっぺんまで登ったら、滑る練習を…😁
当然、リフトなんてありません。すべて人力で
登り滑りの繰り返しです。
ロッジもなく凍える中で、お弁当の時間に…🥶
母が作ってくれた筋子おにぎりが、海苔の近く
まで筋子が染みていて、身体中に力がみなぎる
その美味しさは、今でも忘れられません。
高学年になると、バスで小一時間のスキー場へ
行って、長いスロープを、何度も練習をして、
頂上にある30°の急斜面に挑むのです。
三角定規で観ると、30°ってそんなに急に思え
ないのですが、初めてその場に立った時には、
真っ逆さまに落ちていくのでは…😱と思わず、
縮み上がりました…😢
『ボーゲン』から覚えて上達すると『シュテム
ターン』『パラレルターン』を習い、思い思い
のシュプールを描いていくのです。
中学、高校ではスキー授業はなかったのですが
幼馴染みとスキー場へ、バスで行ったり、親に
送ってもらって、スキーを愉しみました。
関東に就職したある日、同期の友人が『スキー
の板を買うので、一緒に行って欲しい』と云う
ので、スポーツ店でアドバイスをしていると、
『それを○○ (私の名前) が買うんだよ』と…😲
一週間後、まあたらしいスキー板を履いた私が
ゲレンデに居たのは云うまでもありません…😁
『小一時間で、スキー場』だった私にとって、
『バスで10時間で、数万円でスキー場』は、
ある意味、カルチャーショックでした。
『こんなに時間とお金をかけて』と呆れもしま
したが、『しっかり元を取らねば!』と必死に
滑るようになりました…😁
それ以来、毎年数回、友人や、職場の有志と、
長野県や新潟県の山々で、愉しんでいました。
もしあの時、友人に誘われなければ…スキー板
を買わなければ…この愉しみは味わえなかった
かもしれません。
あの時、愉しんでおいて本当に良かったと…😀
だからこそ、『精一杯、今を愉しむ!』って、
大切なことだと思うのです。
本日は、この辺で。