『若い時の苦労は、買ってでも
せよ!』という訓え
昨日、一昨日と、10センチほど雪が積もり、
今日は、抜けるような青空の下、真新しい雪に
囲まれ、心地のよい朝を迎えています。
『修景バラ』の雪囲いの上に、ふわふわの雪が
積もって、まるで綿帽子のようです。
日の光を浴びて、あちらこちらの雪のつぶが、
きらきらと光って観えます。
さらに冷え込んでー10℃以下になると、空気
が凍って『ダイアモンドダスト』が現れます。
とても幻想的で、思わず観入ってしまいます。
一般には、除雪作業のことを『雪かき』と云い
ますが、大雪に見舞われるような豪雪地帯では
『雪はね』と呼んでいます。
雪がたくさん積もった朝は、父が背中が痛いと
云いながらも『雪はね』を手伝ってくれます。
『雪はね』のほかにも、私が独りで作業をして
いると、父は何かと手伝ってくれるのです。
かつて、SL機関士の助手の頃には、スコップ
片手に石炭を何百杯、何千杯も焼べた (くべた)
経験や、機関士になってからも、大雪に見舞わ
れると、機関区の総動員で、線路に積もった雪
を取り除く作業を経験しているので、今なお、
『雪はね』の達人は健在なのです。
父がよく云っている言葉に『若い時の苦労は、
買ってでもせよ!』と…。
『苦労する』苦しいことをいろいろ経験すると
自分と同じように苦しんでいる人や、悲しんで
いる人の気持ちが判るようになるってこと…。
『苦労』している人は、その大変さに共感して
自ずと手を差し伸べるようになるのでは…?
父が手伝う姿を観ていて、そう思いました。
一昨日、『氷割り』を手伝ってくれた、お隣の
K泉さんも、きっとそうなのでしょうね。
squid-angler-55.hateblo.jp
『若い時の苦労は、買ってでもせよ!』
ひょっとしたら、私の『強迫観念』は、ここに
礎 (いしずえ) があったのかも…?
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今、ブログをしたためていて、あらためて想い
直した次第です。
本日は、この辺で。