久しぶりのトレッキングを愉しむ! (その8)

学生時代、登山口まで自転車で、38年経って、ピークに立つ!

 

ここ3週間、台風からの湿った南風の影響で、

一日中曇っていたり、温帯低気圧が、停滞して

雨の日が続いていたので、『トレッキング』に

行けなくて、うずうずしていました。

 

昨日は、ようやく貴重な晴れの日だったので、

トレッキングをすることにしました。

登山口の峠に着いた時には、朝霧に包まれて、

周りがうっすらとしか、観えませんでしたが、

準備しているうちに、晴れてきて、10分ほど

登ると、頂上を観ることができました。



事前情報によると『初心者、家族連れ向けだが

迫力を味わえる』とあったので『迫力』って?

と思いながら、なだらかな坂を登っていると、

いきなり眼前に険しい谷が迫ってきて、狭い崖

を下りることに…😱



そこからしばらくは、尾根伝いの緩やかな道が

続いて、遠くにお気に入りの山が、朝霧から頭

を出していたり『カルデラ湖』が観えました。



急登に差し掛かると、だんだん霧が立ち込めて

きました。



この急登、傾斜が3回緩やかになっていたので

『ピーク』と思ったら、また山が観えて、3度

思い違いをして、余計に疲れました。

でも道の脇に『ニリンソウ』や『オトギリ』が

咲いていたので、癒やされました。



頂上に着いた時には、霧に包まれていました。

でも真上は、日が差していたので、ルーティン

の『筋子のおにぎり』を食べながら、しばらく

待ってみましたが、濃い霧が上がってきたので

下山することにしました。



急峻な谷を下りていくと、遠くに、峠に向かう

旧道が観えました。

学生時代に、友人2人と自転車で、海岸から、

峠までの曲がりくねった砂利道を登ったことを

想い出しました。



今回は、そのピークに立つことができたので、

38年かけた『完結編』となりました。

 

今回のトレッキングは、急峻な崖の上り下りや

尾根伝いに続く上り下り、急登があったりと、

とても変化に富んでいて、面白い山でした。

 

            本日は、この辺で。