『経験値』を増やして、『心』を解き放って!
ここ3ヶ月間、毎週のように『トレッキング』
をして、急な坂や、険しい崖を上り下りする時
『どうして、こんなきつい思いをして、登ろう
とするのだろう』と思うことがあります。
でも、上り終えて、ピークにたどり着いた時、
無事に下山した時に、『登ってよかったぁ』と
いう『達成感』がたまらないのです。
『どうして、山を登るのか?』と問われたら、
『昨日の自分よりも、経験値が増えるから』と
答えると思います。
でも無理をし過ぎて『身体』や『心』を痛めて
しまっては、達成感どころではなく、疲労感、
憔悴感しか、感じえないと思うのです。
ですから、自分の体力、自分のペースに合った
『ちょっときついくらいの』思いを自分に課す
のがよいと思います。
そして、大切なことは、ほかの人に合わせて、
無理をし過ぎたり、周りを気にして、挑戦する
ことをためらったりしないことかと…。
この『ちょっときついくらいの』行いに慣れて
きたら、目線を少しずつ上げて、周りを見渡し
てみるとよいと思います。近くに、同じ経験を
している人が、いるかもしれません。
ちょっと話がそれますが、20年くらい前に、
出張先から戻る飛行機が、悪天候のため、空港
に着陸できなくて、しばらく旋回し続けていた
ことがありました。
しばらくして、『今から着陸を試みます』との
機長のアナウンスが流れた時には、私を含めて
機内に居合わせた、乗客の面々は、こわばって
いました。
なんとか無事に、着陸した瞬間、だれともなく
安堵のため息と、隣り合う乗客どうし、笑みと
会話が、生まれたのです。
これを『連帯感』というのでしょうね。
そこに偶然、居合わせた人々の『心』が開いて
まるで、友人か家族のように、気持ちが和んだ
のだと思うのです。
きつい坂を上り終えて、絶景を眺めていた私は
ふと見ず知らずの人に、声を掛けていました。
その時に、まだ『心』が閉じている部分がある
ことに気づきました。
3年前の失意のどん底から、立ち直っていると
思っていましたが、まだ道半ばのようです…😅
そんな経験からも『ちょっときついくらいの』
思いをしてみては…と思うのです。
本日は、この辺で。