少女の心の成長を感じ、最後まで愉しむ!
『宮部 みゆき』さんの『英雄の書』という冒険
小説を読んでみました。
ネタバレしますが、冒頭を少し紹介しますと…
『森崎 有理子』は、小学5年の女の子。両親と
中学2年の兄、『大樹 (ひろき) 』の4人家族。
大樹は、成績優秀、スポーツ万能で、妹思いの
頼りがいのある兄でしたが、学校で、同級生を
刺し殺して、行方不明に…。両親も、警察も、
必死に探したが、見つからなかった。
周囲から冷たい視線を浴びて、学校に行けなく
なった有理子は、兄の部屋で『アジュ』という
1冊の本に話しかけられます…😱
大樹が、大叔父『水内(みうち)一郎』の別荘で
『英雄の書』の写本を見つけ、陶酔したことで
『英雄』に魅入られ、事件が起きてしまった。
いきさつを知りたければ、大叔父の別荘に行け
と云うのです。
兄の行方が知りたい有理子は、両親に、大樹が
隠れているかもしれないと嘘をつき、別荘へ。
別荘で『賢者』という本から『エルムの書』は
人を蘇らせる方法を記した本であり、愛する人
を亡くした水内が、探し求めたもの。
大樹が手にしたことで、『最期の器』となり、
英雄の封印が破られ、解き放たれてしまったと
教わるのです。
賢者達が云う英雄とは、正・悪の両面があって
この『領域 (リージョン) 』に、災難をもたらす
存在だと。
英雄を封印するためには、幼い子供であって、
最後の器と血縁の有理子が『無名の地』へ行く
しかないと知り、戸惑うも決心して、賢者から
紋章の力を戴き『印を戴く者 (オルキャスト)』
となって、旅立つのでした。
幸せな家庭で育った甘えっ子の少女が『悪』に
立ち向かうアドベンチャーストーリー。
結末は、英雄を封印して、兄を連れて、家族の
もとに帰るんだろうなぁと、思っていましたが
大どんでん返しあり…😱
有理子の『心の成長』を感じながら、最後まで
愉しめました…😁
本日は、この辺で。