『換気口断熱作戦』の効果は如何に?

4年分のデータ分析から、一定の効果あり!

 

我が家は『床暖房』です。各部屋は勿論のこと

トイレや浴室に至るまで、床下にパイプが張り

巡らされていて『不凍液』が流れています。

 

寒くなると、基礎に数か所ある換気口を閉めて

地中熱ダクトから、外気を取り入れるのですが

換気口の蓋は、厚さ数mmのプラスチックの板

なんです。



雪が積もると『換気口』の周りから融け始める

ので、熱が逃げているのが判りました。

 

そこで3年前に、換気口の大きさにカットした

『発泡スチロール』で蓋をする『断熱作戦』を

思いつきました…💡

 

W357mm ✕ H162mm ✕ D 80mmで

注文したのですが、嵌めてみたら、高さ方向が

きつくて、少し削る羽目に…😖

161mmにすべきでした。設計ミスです…😅



床暖房を使い始めた4年前から、朝と夜の設定

温度や、室内温度のデータを取っているので、

果たして『換気口断熱作戦』の効果があるか?

検証してみました。

 

下のグラフは、過去4年分の室温と、気象庁

外気温データになります。

これを使って2021年を基準 (0)とした時に

年度ごとの温度の差を調べてみました。

まず、外気温 (平均) は、下のグラフのように、

どの年度もばらついていて、気温はどの年度も

暑さ寒さに、それほど差はありません。

次に、設定温度は、どの年度も2021年より

低めに設定されています。

そして室温は、断熱作戦を始めた2022年度

後半から、低めに抑えられています。

これらのことから『換気口断熱作戦』は、一定

の効果があるといえると思います。



ここ2、3日で、ぐっと冷え込んできたので、

昨日から、床暖房を始めました。

 

昨今の『物価高』『電気料金の値上げ』のため

暖房費を抑えたいのはやまやまですが、高齢の

両親が体調を崩すのが怖いので、少しでも節電

して『厳冬』を乗り切りたいのです。

 

            本日は、この辺で。