『成瀬は天下を取りにいく』を読んで!

人は、支え合って、活きている!

 

『宮島未奈 (みな) 』さんの『成瀬は天下を取り

にいく』を読みました。

ネタバレしますが、冒頭を少し紹介しますと…



中学2年の『成瀬あかり』は、周囲の目を気に

することなく、自分の思い通りに行動する性格

の持ち主。

 

地元の『西武大津店』が、8月で閉店するのを

機に『この夏を西武店に捧げようと思う』と、

幼なじみの『島崎みゆき』に云って、西武ライ

オンズのユニホームを着て、毎日、通い始めて

中継番組に映り続けるのです。

 

『200歳まで生きる』と云って、筋トレなど

努力を惜しまず、成績も優秀で、『唯我独尊』

に観られて、同級生から疎まれますが、一向に

気にすることなく、人への思いやりもあって、

非の打ち所がない女の子なのです。

 

そんな成瀬の言動が、周囲への良い影響となり

人に『変わる勇気』を与えていくのです。



デビュー作にして『本屋大賞』を受賞した作品

だけあって、とっても面白くて、一気に読んで

しまいました…😁

 

でもそんな成瀬が、やりたい放題できたのは、

彼女を良くも悪くも分かった上で、認めていた

『親友』がいてくれたから。

 

どんな人も、独りで活きているのではなくて、

なにかしら支え合って、活きているということ

だと思うのです。

 

            本日は、この辺で。