『西の魔女が死んだ』を読んで

感受性の強い娘の想い、心の成長過程が伝わって!

 

梨木香歩』さんの小説『西の魔女が死んだ

を読みました。

ネタバレしますが、冒頭を少し紹介しますと…



中学1年の『まい』は、感受性が強く、内向的

な性格。学校に馴染めず、不登校になります。

母は、田舎暮らしのイギリス人のおばあちゃん

の家に預けることに…。

 

おばあちゃんは『魔女だよ』と云って、まいに

魔女修行と称して、早寝早起きや、家事を教え

るのです。

 

豊かな自然に囲まれ、おばあちゃんの優しい心

に接しているうちに、まいは、心を開き始めて

学校で遭った『いじめ』のことを話しました。

 

向かいに住む粗暴な『ゲンジさん』に怯えたり

飼っていた鶏が襲われ、『死』に対する恐怖を

伝えると、おばあちゃんは『死ぬと、身体から

魂が離れて、長い旅に出るんだと思っている、

おばあちゃんが死ぬ時に、教えてあげる』と、

云って、まいの心を軽くしてくれるのでした。

 

しかし、ゲンジさんの行動を非難したことで、

おばあちゃんに叱られ、すれ違いになったまま

まいは、両親と新たな街に住むことになって、

いつもの『おばあちゃん、大好き』を云えずに

去るのです。

 

その後悔と、おばあちゃんから教わったことを

胸に、仲の良い友達と学校生活を送るのです。

 

2年後、おばあちゃんが天に召されてしまい、

懐かしの家に行くと…。



イギリス人のおばあちゃんとの田舎暮らしは、

『ベニシア』さんや『ターシャ・テューダー

さんの番組を想い出しました。

 

思春期のとくに感受性が強い女の子の想いや、

心の成長の過程が、存分に伝わってきました。

 

おばあちゃんが、果たして魔女だったのかは、

定かではありませんが、可愛い孫娘に、ジャム

作りや、鶏の世話、ベッドメイキングを教える

うちに、しばらくぶりに、愛娘に逢った父が、

驚いていたのは、『魔法』の賜物だったのかも

しれませんね…😁

 

            本日は、この辺で。