散歩道で見つけた木々を見つめて! (その7)

『知らぬを恥じず、知らぬままを恥じる』新たに知るを愉しむ!

 

先日に引き続き、車で数分走った先の図書館へ

本を返すついでに、周囲に拡がる公園を散歩し

てきました。

紅葉が見頃で、『カエデ』や『モミジ』の紅色

や黄色『ミズナラ』の緑が日の光に照らされて

キラキラと輝いて、とても綺麗でした。

途中で何度も立ち止まり、しばらくの間、上を

見上げて、写真に収めました。

 

しばらく歩いていくと、あたりが薄暗くなって

松や杉の針葉樹林に入っていきました。

 

ふと広葉樹林と針葉樹林の境目って、どうして

できるのだろう?ふたつの分布ってどうなって

いるの?という疑問が湧いてきました。

家に戻ってから、調べてみることにしました。



世界には、針葉樹が500種あるそうです。

これに対し、広葉樹は20万種以上あるという

から驚きです。

広葉樹は、針葉樹を祖先として、分かれて進化

してきたというのです。

 

日本では、針葉樹林と広葉樹林がほぼ半分ずつ

分布しているそうです。

針葉樹林の8割は、人間が植えた『人工林』で

広葉樹林は、わずか2%が『人工林』で、ほぼ

全てが『天然林』だそうです。

公園に植生していた針葉樹林は、人工林なのか

もしれません。

 

広葉樹と針葉樹の葉の違いは、一目瞭然ですが

樹木の構造にも、大きな違いがあるそうです。

広葉樹の構造は、針葉樹に比べて複雑で、細胞

の種類も多くて、密度が高いので、硬くて重い

材質で、針葉樹は、軽くて柔らかい材質なんだ

そうです。

 

テーブルなどの家具に、桜の天然木が使われて

いるのは、硬くて重厚な特徴が生かされている

のでしょうね。

杉が、よく建築材に使われるのは、軽くて柔ら

かいという加工し易さが利点なのでしょうね。

 

齢半世紀を過ぎても、まだまだ知らないことが

あります。

でも、新たなことを知るって、愉しいことって

思うのです。

『知らぬを恥じず、知らぬままを恥じる』

知ったかぶりを自制して、己の無知を認めて、

ひとつでも多く学ぶように心がけています。

また、知らないこと、判らないことがあれば、

調べて、紹介しますね。

 

            本日は、この辺で。