『知らぬを恥じず、知らぬままを恥じる』新たに知るを愉しむ!
先日に引き続き、車で数分走った先の図書館へ
本を返すついでに、周囲に拡がる公園を散歩し
てきました。
紅葉が見頃で、『カエデ』や『モミジ』の紅色
や黄色『ミズナラ』の緑が日の光に照らされて
キラキラと輝いて、とても綺麗でした。
途中で何度も立ち止まり、しばらくの間、上を
見上げて、写真に収めました。
しばらく歩いていくと、あたりが薄暗くなって
松や杉の針葉樹林に入っていきました。
ふと広葉樹林と針葉樹林の境目って、どうして
できるのだろう?ふたつの分布ってどうなって
いるの?という疑問が湧いてきました。
家に戻ってから、調べてみることにしました。
世界には、針葉樹が500種あるそうです。
これに対し、広葉樹は20万種以上あるという
から驚きです。
広葉樹は、針葉樹を祖先として、分かれて進化
してきたというのです。
日本では、針葉樹林と広葉樹林がほぼ半分ずつ
分布しているそうです。
針葉樹林の8割は、人間が植えた『人工林』で
広葉樹林は、わずか2%が『人工林』で、ほぼ
全てが『天然林』だそうです。
公園に植生していた針葉樹林は、人工林なのか
もしれません。
広葉樹と針葉樹の葉の違いは、一目瞭然ですが
樹木の構造にも、大きな違いがあるそうです。
広葉樹の構造は、針葉樹に比べて複雑で、細胞
の種類も多くて、密度が高いので、硬くて重い
材質で、針葉樹は、軽くて柔らかい材質なんだ
そうです。
テーブルなどの家具に、桜の天然木が使われて
いるのは、硬くて重厚な特徴が生かされている
のでしょうね。
杉が、よく建築材に使われるのは、軽くて柔ら
かいという加工し易さが利点なのでしょうね。
齢半世紀を過ぎても、まだまだ知らないことが
あります。
でも、新たなことを知るって、愉しいことって
思うのです。
『知らぬを恥じず、知らぬままを恥じる』
知ったかぶりを自制して、己の無知を認めて、
ひとつでも多く学ぶように心がけています。
また、知らないこと、判らないことがあれば、
調べて、紹介しますね。
本日は、この辺で。