『心の傷を癒すということ』を観て!

被災者が抱える傷み、支える側の葛藤が描かれる!

 

30年前の今日は『阪神淡路大震災』でした。

早朝にTVをつけた瞬間、何か映画のシーンか

と思うほどの惨状は、今でも忘れられません。

 

5年前に、NHKで放送された『心の傷を癒す

ということ』というヒューマンドラマが再放送

されていたので、観てみました。

ネタバレしますが、紹介しますと…

 

精神科医の『安 和隆 (柄本 佑) 』は、妻『終子

(尾野真千子) 』と、生後まもない娘と、神戸に

住んでいて、被災する。

 

病院に駆けつけると、あまりに悲惨な状況に、

『医者としてすべきことは何か?』と戸惑うが

寝る暇もなく、被災者に寄り添い、耳を傾けて

心の傷を感じていくうちに、精神科医ができる

ことは、治療ではなく、被災者の『治癒力』を

回復させるよう『支える』ことだと悟った。

 

被災地が抱える実情を綴った本が、受賞されて

厳格な父『安 哲圭 (石橋凌) 』に、認められて、

2人目の子供にも恵まれ、幸せの絶頂な時に、

癌が見つかるのであった。



避難所があった小学校の『校長 (内場勝則)』は

妻を被災で亡くして、仮設住宅に一人暮らし。

空になった米櫃を観ているうちに、カミソリに

目が留まる。その時、隣の『梓 (紺野まひる) 』

から『おかず』を渡され、自殺を思いとどまる

場面は、せつなくて目頭が熱くなりました…😢

 

在日韓国人の両親が、日本人から受けた差別。

見返してやろうと、会社を興した頑なな父から

優秀な兄と、絶えず比較されて詰られ、小説家

の夢を諦めたり、暗い場面が続いて、観るのが

辛くなりました。

 

でも、同じ道を往く親友『湯浅浩二(濱田岳) 』

の吹くサックスに合わせて『ジャズピアノ』を

弾く時に『自分らしく』いられたり、多忙な夫

をそっと気遣う妻からの愛情、子供に恵まれて

ほっとさせる場面もあり、やはり人生は、辛い

ことばかりではないということでしょうね…😀

 

被災者が抱える心の傷みや、それを支えようと

する人達の悩みや葛藤、様々な『人間模様』が

描かれた、悲しくも、感動するドラマでした。

 

            本日は、この辺で。

『漁港の肉子ちゃん』を読んで!

漁港に暮らす人々の温かく、ほのぼのとする作品!

 

前回、『西加奈子』さんの『きいろいゾウ』が

面白かったので、長女に、他の代表作を訊いて

『漁港の肉子ちゃん』を読んでみました。

ネタバレしますが、紹介しますと…



何度も男に騙された挙句、借金を残して逃げら

れても、一向に疑うことをせず、せっせと働く

アラフォーの『肉子ちゃん』は、11歳になる

『キクりん』を連れて、小さな漁港に着いた。

お腹を壊さないことを条件に、『サッさん』の

焼き肉屋に、住み込みで働き始める。

 

肉子ちゃんは、小太りな体型に、派手な服装を

まとい、明るく元気よく、声を張り上げるので

たちまち漁港の人気者に…😀

 

一方『キクりん』は、どこか冷めた、小学生と

思えぬ洞察力で、人々を観察するしっかり者。

自分とは、顔も性格も似ていない肉子ちゃんが

鬱陶しくて『絶対、肉子ちゃんみたいな生き方

はしない』と思っている。

 

そんなキクりんは、クラスのグループの中立に

いようとしたが、孤立したり、逆に孤立させて

しまい悩むが、肉子ちゃんに心配をかけまいと

誰にも相談できずにいた。

終いには、お腹が痛いのを我慢して、腹膜炎に

なりかけてしまう。

 

目が覚めて、病室にいたサッさんに、ようやく

『望まれて生まれた子じゃない』と打ち明けて

『迷惑をかけまいと遠慮するな』と諭される。

 

肉子ちゃんは、キクりんに、産みの母は友人の

『みう』で、捨てたのではなく、若さ故の過ち

と庇った。みうが、運動会に来て、キクりんの

成長ぶりを観て、涙していたことを告げた。



幼い頃から、迷惑を掛けられない、傷つけられ

たくないと、身を縮めていたのは、いたいけで

辛い幼年期ではあったけれど、肉子ちゃんから

愛情いっぱい注がれて、サッさんから、まるで

父親のように、心に沁みる言葉をもらったのは

恵まれましたね。漁港に暮らす人々の温かくて

ほのぼのとする作品でした。

 

            本日は、この辺で。

甥家族達が、泊まりに来て! (その2)

優しい嫁と、可愛い孫に恵まれ、安心しているかと!

 

4年前に他界した姉には、子供が2人います。

先週、2人の甥のうち長男の方から『弟家族と

泊まりに行ってもいい?』とのメールが…😀

『勿論、歓迎するよ』と返信し、両親に話すと

ふたりの表情が、ぱっと明るくなりました。

 

早速、飲み物や料理をどうするか決めていると

父はデリバリー寿司の広告と1万円札を出して

『これで頼んでくれないか』と云い始めるし、

母は『翌日の昼になにか用意しないと!』と、

もう興奮して迫ってくるので、参りました…😥

 

飲み物は『日本酒』『ビール』『白ワイン』と

『炭酸ジュース』を、料理は『オードブル』と

『お寿司』に、次男からのリクエスト『地鶏の

炭火焼』と、翌日の昼食用に『イクラ』を用意

しておきました。押し入れから布団を出して、

ロフトにあげて、待っていました。



そして一昨日、6歳の『I華ちゃん』を連れた

次男家族が、先に着きました。桐の箱に入った

純米大吟醸酒』を買ってきてくれました…😋

 

I華ちゃんは、人見知りで、父が話しかけると

表情を硬くして、今にも泣きそうに観えたので

『お菓子』の入った袋と『100均の玩具』を

お嫁ちゃんに渡すと、『風船』や『パズル』で

遊び始めました。

 

すると長男から、『1時間くらい遅れる』との

メールが…😖💦 昨年も『仕事で遅れるから、

先に始めていて』とメールが来て、宴たけなわ

になってから着いて可哀想だったので、今回は

どんなに遅れても、待つことにしていました。

 

幸い1時間遅れで、着きました。

お土産に『車エビ』と『イチゴ』を買ってきて

くれて、豪華で、賑やかな宴になりました…😋

 

甥達も2人のお嫁ちゃんも、たくさん話をして

くれたので、両親はとっても嬉しそうでした。

 

優しくて、よく気のつくお嫁ちゃんと、可愛い

孫に恵まれて、きっと姉は、安心して見守って

いるだろうと…😀

 

            本日は、この辺で。

『ヨガ』の習い事を始めて! (その4)

聖地巡礼』、ヨガの道を極める講師を尊敬する!

 

昨日、半年ぶりに『ヨガ』に通い始めました。

夏から秋にかけて、アウトドアを愉しむため、

休講していたのです。

 

教室に向かう途中、数名の懐かしい顔に逢うと

『久しぶり~』と温かく迎えてくれました…😁

 

車座にヨガマットを敷きながら、話しかけると

早速いつもの『わいわいがやがや』のお喋りが

始まりました。

 

講師が入ってくるなり、『インドに行った時の

お土産』と細長い紙包みを渡してくれました。

昨年の10月に、インドに2週間滞在した際に

ハーバルショップで買ったインセンスでした。

手渡された時から、かぐわしい香りがしてきて

癒されました…😀

 

講中だった私の分まで、お土産を持ち帰って

くれたことが、嬉しくなりました。

癒しの他に、浄化作用や、魔除けの効果もある

というので、玄関に置いてみました。



ヨガは、インド発祥の伝統的な行法で、講師は

インド北部の『ガンガ (ガンジス河) 』の源流に

ある聖地『バドリナート』や、『ヒマラヤ』を

眺める『ガンガ・ヒマラヤ聖地巡礼』に行って

きたそうです。

そこまでして、ヨガの道を極めようとしている

講師を尊敬します。



レッスンの始めに、講師から順に、この1週間

の出来事や気づきを話していきます。

 

私は『冒険』がしたくて、『トレッキング』を

していて、知らない道を歩き、頭の中の地図が

出来上がってくるのが愉しい。それはきっと、

幼い頃の冒険の感動が、忘れられないから。

今年も、いろんな冒険をして、『経験』という

『引き出し』を増やしたいと、話しました。

 

30分ほど過ぎ、ストレッチが始まりました。

講師は、気遣ってくれて『無理せず、痛気持ち

いいくらいで…』と云うので、少し痛いくらい

まで伸ばしていくと、縮んでいた筋肉が弛んで

滞っていた血流が流れ始めるような感じがして

気持ちよくなりました。

身も心もすっきりして、教室を後にしました。

 

            本日は、この辺で。

人は『補間』し合って、活きている!

『人の温もり』なしには、活きていけない!

 

最近、よく夢を観ます。先日の夢は、出逢った

ふたりが、お互いの不得手なことを援け合って

いるうちに『絆』が生まれるというような話で

『補間』という言葉が、浮かんできました。

 

学級を舞台にしたドラマで、『人は人によって

支えられ、人の間で人間として磨かれていく』

という名言がありましたが、仙人じゃない限り

人はひとりでは、活きていけないですよね。

 

私が『家事』や『ガーデニング』をしていると

両親は『上手いね』と、お世辞混じりに褒める

のですが、私は、妻の生前、妻が具合が悪い時

を除いて、家事を手伝ったことがなかったので

『不器用な自分が、こなせているのはなぜ?』

と不思議に思うのです…😥

 

そんな時には、まるで『二人羽織』のように、

私の背後から、妻が手を携えて、操ってくれて

いるかのように感じるのです。オカルトっぽい

ですけど…😱

 

『門前の小僧習わぬ経を読む』じゃないですが

家事をする妻を観ているうちに、家事のやり方

を覚えて『補間』されていたからでは?と…😀



話は変わりますが、紀行番組などを観ていると

『ここ、行ったことがある』と懐かしむことが

多くて、家族の想い出に浸ることができます。

 

関東や、九州、北陸に住んで、全国の景勝地

旅した想い出を残してくれているので、家族を

失った寂しさを『補間』できているのかも…😁

 

年老いて涙もろくなった父が、『 可哀想だ』と

涙してくれる時があります。でも当の本人は、

自分が可哀想と思わないのは、一緒に暮らした

日々の中で、与えられた『素材』が、たくさん

あるからだと思うのです。

 
ただ消えてしまった『素材』が1つあります。

それは『人の温もり』。

人は、人の温もりなしには、活きていけないと

思うのです。

 

だからこそ、人恋しくなって、友と呑んだり、

子供達、孫達と触れ合って『補間』されるので

しょうね。


明後日から、半年ぶりに『ヨガ』に通います。

縮こまっていた『身体』と『心』を解きほぐし

明るい人達と、『わいわいがやがや』と騒いで

温もりを『補間』し合いたいと思います。

 

            本日は、この辺で。

『舟を編む』を読んで!

辞書は言葉の海を渡る舟、渡るにふさわしい舟を編む

 

三浦しをん』さんの『舟を編む』を読み終え

ました。ネタバレしますが、少し紹介しますと



『玄武書房』で、営業部の『馬締 (まじめ) 』は

辞書編纂に携わってきた定年間近の『荒木』に

引き抜かれ、『大渡海』という名の辞書編纂を

任される。

 

彼は『タケ婆さん』のアパートに下宿していて

真面目で、人付き合いが苦手な、ボサボサ頭の

冴えない青年ではあったが、自分の部屋や、隣

の部屋まで、本で埋まるほど『言葉』への興味

が強くて、整然と並ぶものを美しいと、感じる

『辞書づくり』に、必要な才能を持っていた。

 

しばらく編集部に馴染めずにいたが、やがて、

言葉を使って、人に『伝えたい』と思うように

なっていく。

 

一方、先輩の『西岡』は、人当たりは良いが、

ちょっと軽薄な男でした。辞書の編纂のほかに

他部門や、先生との調整に力を注いでいたが、

後輩が、能力を発揮していくうちに、危機感を

覚えて、自分の役割、存在価値を考え始める。



物語に出てくる人物の個性が、よく表現されて

面白くて、読み進めていくうち、のめり込んで

時々、ふっと吹き出してしまいました…😁

 

タケ婆さんの『まじめ君』の心の成長を温かく

見守る姿や、『西岡』が、後輩に心動かされて

使命に目覚めていく心の変化など、登場人物の

人間味が、よく沁み出ていました。


物語とはいえ、『辞書編纂』の仕事について、

詳しく描かれていて、大変さを痛感しました。

絶えず、変化し続ける『言葉』を見つけては、

『用例採集カード』に書き加え、様々な辞書や

文献と照らし合わせて、その『語釈』を考えて

先生を加えたメンバーで何度も吟味して、辞書

に加えていく『地道な作業』が、何年も続く。

 

また、紙の材質や、紙をすく際の原料、薬剤、

抄紙機のクセまで拘って、ページをめくる際の

適度な『ぬめり感』が得られるように、何度も

試行錯誤を繰り返しているのは、驚きでした。

 

舟を編む』というタイトルの意味は、辞書の

編纂に、一生涯を捧げた『松本先生』が語った

『辞書は、言葉の海を渡る舟』
『海を渡るにふさわしい舟を編む
『多くの人が、長く安心して乗れる舟を』

という言葉に、思いが込められていました。

 

            本日は、この辺で。

散歩道で見つけた自然に感謝 (その12)

『正月』の風物詩を観て、穏やかな気持ちに!

 

年始の3日間は、好天に恵まれています。

朝4時半に外に出てみると、星がまたたいて、

うっすらと天の川が観えそうな快晴の空。

この冬一番の冷え込みとなり、玄関の寒暖計は

氷点下14℃をさしていました。

 

いつも夜が明けると、寝室の窓を開けて換気を

するとともに、思いっきり、深呼吸をします。

そうすると、身体の中に、新鮮な空気が流れて

いって、気持ちもすっきりするのです…😀

 

いつもの散歩は、『自然の森』を通って、昨年

登った『活火山』を遠くに臨む『学園通り』を

歩いていくと、公園の雪の山で、家族連れが、

『凧あげ』と『ソリ滑り』をしていました。

 

『凧』といっても、『ゲーラカイト』でしたが

『正月』の風物詩を観た気がして、なんだか、

ほのぼのとした穏やかな気持ちになりました。



この街の冬は、寒さが厳しいのですが、比較的

雪が少なく晴れる日が多いので、毛糸の帽子に

ごっつい手袋と、外套を着こめば、真冬でも、

長い時間、散歩しても平気なので、気分転換と

体力づくりができるのです。

 

そのお陰で、昨年は、257万歩を歩くことが

できました。

今年も、大自然の中をたくさん歩いて、新たな

『気づき』を得たいと思います。

 

            本日は、この辺で。

『1年の計は元旦に』今年の『やりたいこと』は?

『新たなこと』に挑戦する年に!

 

2025年の元旦は、明け方に少し雪が舞った

ものの、すっきり晴れ渡った朝を迎えました。

今年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

『今年のやりたいこと』を考えてみました。

昨年と変えたことを、少し紹介しますね…😀



昨年は、『孫達』と逢えなかったので、今年は

逢えるようにと、春に『日本縦断の旅』を計画

しているんです。

 

フェリーに車を載せて、関東に渡って、子供達

孫達と『ディズニーリゾート』で、愉しんだ後

かつての上司達と呑み、西へと車を走らせて、

北九州の岸壁で『甲イカ釣り』をして、友人と

九州の温泉に浸かろう!という計画を煮詰めて

いる最中なんです…😁

 

今年も『散歩』を続けて、足腰を鍛えながら、

春に『ヨガ』を再開して、柔らかくしなやかな

筋肉にしたいと思っています。

 

昨年はまった『トレッキング』は、カルデラ

に聳える『活火山』や、珍しい『高山植物』が

自生する山などへの登頂を考えています。



どうしても叶えたい夢が、ひとつあるんです。

10年前、石川にいた頃、妻と『獅子吼高原で

パラセーリングをして、空を翔んでみたいね』

と云っていたのです。

 

残念ながらその夢は、妻が亡くなり、しぼんで

しまっていたのですが、『妻の分も愉しむ』と

心に決めてから『実現させたい』と思うように

なりました。

 

縦断の旅の際に『獅子吼高原』で翔ぶことも

考えましたが、天候や、万が一のことを考えて

夏か秋の日、私の故郷で、インストラクターに

アシストしてもらい、パラセーリングもしくは

パラグライダーで、鳥のように翔んでみたくて

今からもう『ドキドキ』『ワクワク』し始めて

います。

 

『超心配性』の両親に知れると、卒倒するかも

しれないので、日程が決まってから、話すこと

にしています…😅

 

今年も新たなことに挑みたいと思っています。

 

            本日は、この辺で。

2024年を振り返って!

来年も新たな挑戦で、充実した年にしたい!

 

2024年も残すところ、1日となりました。

3年前の退職を機にブログを始めて、523話

となりました。日々、身近に起こったことなど

書き留めた愚稿にも拘らず、読んで戴きまして

ありがとうございました。

どうか来年も、よろしくお願いいたします。

 

今年1年を表す漢字は、『金』でしたよね?

オリンピックの『金メダルラッシュ』は、感動

を与えてもらったし、大谷選手の『値千金』の

活躍は、誇りに思いました。

 

でも良いことばかりではなくて『物価高騰』が

続いたり、『闇バイト』により、多くの被害や

大切な命が奪われたりして、『まだらな金』の

1年だったようにも思えます。



私にとって、今年の1字は『充』かなぁと…😅

年始に、今年やりたいことを挙げていましたが

お陰様で、ほぼ全てを愉しむことができたので

充実した1年でした。

【年始の計画】

【年末の実績】

最も愉しかったのは、子供達や両親が、還暦を

祝って、温泉宿への旅行に連れていってくれて

その夜リモートで、孫達の元気な様子を観て、

会話を愉しめたことです。私にとって、家族は

『活き甲斐』と強く感じています。

 

もはや日課となった『散歩』は、258万歩と

昨年の220万歩を超えました。距離にすると

2,050キロと、日本を縦断したみたい…🙌

『オープンガーデン』を巡るコースに加えて、

『自然の森』の小径も、散策し始めました…😁

 

今年は『トレッキング』にはまり、19座登り

107キロの山道を歩き、急登を愉しむコツが

判ってきました。来年も愉しめそう…😀

 

インドアの趣味は、撮り貯めた動画を1年毎に

『再編集』したDVD20巻が完成しました。

 

『読書』は、12冊を読み終え、違った人生を

擬似体験して、学ぶことが多かった。

 

春に『ヨガ』を始めて、明るい人達とふれあう

ことができたし、幼馴染に遊んでもらったり、

同期や、同僚との『リモート呑み会』は8回を

重ねました。

 

『英会話』は、『Duolingo』のアプリを1年半

続けたことで、妻のタイの友人達との英会話を

愉しむことができました。

 

来年も、新たな挑戦で、充実した年にしたいと

考えています。

 

2025年が、皆さんにとって、よい年になり

ますように…。それでは皆さん、良いお年を!

 

            本年は、この辺で。

『阪急電車』を読んで!

偶然、居合わせた人との会話が、運命を変えていく!

 

この1ヶ月、ネットで『面白い本』と検索して

気になった本を、借りて読んでいます。

『有川 浩』さんの『阪急電車』を読みました。

阪急宝塚線』の8つの駅を往復する16話の

短編集からなっています。

ネタバレしますが、冒頭を少し紹介しますと…



図書館で時々見かけて、気になっていた女性と

電車で隣同士になり、意気投合する『征志』。

 

婚約者を寝取られた『翔子』は、彼の結婚式に

白のドレスを着て、ぶち壊した帰りの電車で、

仲良く話す『征志』達を観るのが、辛かった。

 

孫を連れて乗っていた『時江』は、『翔子』の

辛そうな様子を観て『次の駅で降りてみては』

と気分転換を促し、『翔子』は、道が開ける。

 

クズな彼と、電車の中で喧嘩していた女子大生

『ミサ』に、『時江』は『別れたら』と忠告。

 

電車の中で、愉しそうに恋話する女子高生達を

観ているうちに、『ミサ』は気が晴れてきて、

『時江』の忠告通り、別れることを決意する。



読み始めは、『電車オタク』の『乗り鉄の旅』

なのか?と思いましたが、読んでいくうちに、

阪急電車の中や、駅前を舞台にしたさまざまな

人間模様が描かれた物語でした。

 

偶然、居合わせた人とのちょっとした会話が、

それまでの考えや、運命を変える『きっかけ』

になったり、逆にすれ違ってしまうことって、

あるかもしれませんね。

 

案外、人生は『その場限りの人』との何気ない

『ふれあい』によって、進む道が決まっていく

こともあるのかもしれないと、感じました。

 

            本日は、この辺で。

長女夫婦と両親と『年の瀬』を愉しむ!

『X’mas Party 兼 忘年会』は、賑やかに華やかに!

 

金曜の夜、仕事を終えた長女夫婦が、泊まりに

きました。

今年の年越しは、U大君の実家で過ごすので、

ちょっと早いけど『X’mas Party 兼 忘年会』を

することにしたのです。



『ただいま!』と家に入るなり、大きな紙袋を

カウンターに置きました。その中に、広島の酒

『醉心』が2本も、入っていたのです。

思わず『ウォー!』と唸ってしまいました…😁

 

鍋を囲んで『名誉醉心100周年記念ボトル』

という5年熟成した冷酒を味わってみました。

口当たりは、ブランデーを思わせるような豊潤

濃厚な味で、それでいて後味は、すっと抜けて

いく旨さに感動しました…😋

 

先に夕食を済ませて、部屋に戻っていた父に、

一口勧めると『今まで呑んだことのない味』と

云って、部屋から出てきて、呑み始めたので、

とても賑やかになって、母も喜んでいました。

 

その夜は、長女やU大君の職場での奮闘ぶりや

笑える話に、花が咲きました。

高価なお酒を一気に呑む干すには勿体ないので

半分呑んで、いつもの地酒に切り替えました。



翌日は、長女夫婦と、義母のランチを終えた後

新鮮で豊富な海鮮を売っている店で、U大君が

好きな『イクラ』や『刺し身』を柵で買って、

『オードブル』をテイクアウトして家に戻り、

両親を加えた5人で『X’mas Party 兼 忘年会』

を愉しみました。

 

2本目の『橅 (ぶな)のしずく』は、すっきりと

した『のど越し』で、どの料理にも合いそうな

飽きのこない味わいでした。

 

若い2人の話を訊いて、嬉しそうに笑う両親は

『活きる力』を与えられているようにも観えて

今宵の宴は、賑やかに、華やかに続きました。

 

            本日は、この辺で。

義母との『ミニ・ランチ会』にて想う!(その5)

『やっと、元気になってきた』と訊いて、一安心!

 

金曜日の夜に、長女夫婦が泊りにきました。

翌日の午前中に、独り暮らしをしている義母の

マンションに迎えに行って、近くの釜めし屋で

ランチ会をしました。

 

『釜めしは、30分かかる』と云われましたが

4人で、ゆっくり話せるので、好都合でした。

 

義母は『隣の住人や、そのまた隣の住人から、

頼まれごとをされて大変だった』と云うものの

話せる知人もできて、慣れてきた様子でした。

 

長女夫婦の近況を訊いたり、3人のひ孫の動画

をみせると、目を細めて喜んでいました…😀

 

釜めしは、手ごろな値段でしたが、美味しくて

おなか一杯になりました。

 

食べ終わると、義母は『ほかの場所に行こう』

と云いました。というのも前回、長女と3人で

ランチの後、『カフェ』に行こうとしましたが

閉店や、駐車できなくて、行けなかったので、

リベンジしようと、約束をしていたのです…😅

今回は、良さそうな3件を見つけておいたので

1件目で、入ることができました。

 

そこは、郊外にある農家に隣接するカフェで、

天井の高いログハウスの中に、自由に読める本

が並んだ本棚や、アクセサリーや、毛糸の帽子

など、ちょっとした小物が、売っていました。

 

薪ストーブで、暖められた空間に、地元の食材

を使った軽食や、暖かい飲み物がありました。

ホットコーヒーや、カフェオレを飲みながら、

長女の話に頷く義母は、嬉しそうでした。



別れ際、義母は『お父さん (夫) が亡くなって、

暫くして、“今まで元気?”って訊かれる度に、

“から元気”で答えていたけど、やっと、元気に

なってきた』と云うのです。

 

それを訊いて、少しほっとしました。

でも正月が過ぎて、ますます厳しい冬が続くし

ひとり淋しい夜もあると思うので、時々は電話

をしたり、逢いにいこうと思っています。

 

            本日は、この辺で。

散歩道で見つけた自然に感謝 (その11)

『ワクワク』『ゾクゾク』の散歩は『鈴』を持とう!

 

我が家の東側には、『自然の森』があります。

南北方向に2km、東西に数百mの幅があり、

中央の深さ30m落ち込んだ谷には、車が1台

通れる広い道が続き、中間には、深い谷を跨ぐ

歩行者専用の橋が、架かっています。



先週、小川沿いの広い道を歩いていると、脇道

が幾つもあることに気づき、分け入っていくと

中腹の木々の間を縫っていくような『足跡』が

延々と続いていました。

 

しかも所々、別れ道があるので、『この先は、

どこに出るのだろう?』と『じいじの冒険心』

全開❗となりました…😁

 

この1週間、いろいろな道を歩いてみました。

アップダウンもあって、途中で雪がなくなって

道が判らなくなる『スリル』を味わううちに、

『ワクワク』して、はまってしまいました…😅



森の中には、動物達の足跡も見つけました。

辿ってみると『キツネ』がこちらを見ながら、

離れていきました。

木の根元にあった『樹洞』は、彼の『ねぐら』

だったのでしょうね。お邪魔しました…😅



今度は、尾を引いたような跡を見つけました。

たぶん『鹿』が駆け抜けていったのでしょう。



帰りがけに『緑地公園』で、一回り大きな足跡

を見つけました。手袋と比べて『大きな犬』?

それとも『〇マ』?

厳冬期は、冬眠中なはずですが、思わず背筋が

『ゾクゾク』しました…😱



森は動物達にとって、なくてはならない大切な

『棲みか』でもあるので、互いの距離を保てる

ように、森を散歩する時には『○マ避け鈴』を

つけることにしますね。


            本日は、この辺で。

『嫌われる勇気』他を読んで

久しぶりの『How To もの』『推理小説』もいいかも!

 

このところ『読書熱』が冷めないで、ネットで

紹介していた本を片っ端から読んでいます。

 

でも自己分析するに、新たな趣味で始めている

『プログラミング』が、まだ愉しくないので、

ある種の『逃避行動』なんだと思います…😅

まぁ動機はともあれ、読書は、違った人生観を

擬似体験できるので、よしとして…😄

 

先日図書館で、借りた2冊について、ネタバレ

しますが、ちょっと紹介しますと…

 

『嫌われる勇気』 岸見一郎 / 古賀史健 著

20世紀初めの心理学者、『アドラーの思想』

について、哲学者と青年が、議論を重ねていく

うちに、劣等感に苛まれて、自信を失っていた

青年は、あるがままの自分を受け入れて、良い

ところを伸ばそうと、心持ちが変わっていく。



この青年のように、自信喪失している時には、

『劣等感』は、本人の思い込みであって、周囲

の人はそれほど気にしていない、ということに

気づかないものですよね。

私も若い頃、悩んだ時に『How Toもの』を読み

漁ったことがあります。

自我に目覚める10代、20代の方にお薦めの

本ですね。

 

心霊探偵 八雲』 神永 学

赤い片眼を開いて産まれた『八雲』は、死人の

魂が観える能力を持つ。めんどくさがり屋で、

大学のサークル室に、こもりっきりの彼の元に

怪事件ばかりが舞い込む。

 

廃屋で、意識不明となった友人を助けるため、

大学生の『晴香』は、人づてに知った『八雲』

に助けを求める。

幼い頃、不慮の事故で、亡くなった晴香の双子

のお姉さんの『霊』にも助けられて、ふたりは

真相を解明していく。



若い頃『アガサクリスティー』にはまって以来

推理小説でしたが、3つの短めのストーリー

は読みやすく、八雲と晴香のせめぎ合いから、

お互いの理解が深まり、愛着へと変わっていく

描写も面白く感じました。

 

さて、次は何を読もうかな?

おっと、プログラミングもしないとね…😖💦

 

            本日は、この辺で。

散歩道で見つけた自然に感謝 (その10)

『雪国』でしか味わえない光景に気づく!

 

もうすぐ冬至ですね。夜中に、目を覚ますと、

スポットのような明かりがさして、カーテンを

開けると、大きな満月が輝いていました。

この時期の満月は『スーパームーン』と呼ばれ

いつもより、大きく観えるんですね。

 

朝5時前に、外に出てみると、玄関の寒暖計が

氷点下14℃を示していました。

寒いというより痛く感じて、サンダルが地面に

はり付いて、脱げそうになりました…🥶



さらっと積もった雪をプラ帚で掃いていると、

新聞配達の方の足跡が、浮き出てきました。

これまでは、消し去りたくて、ゴシゴシとして

いましたが、これって、雪国でしか味わえない

光景と気づき、『これもいいもんだなぁ』って

思っちゃいました…😁



昨日の散歩は、我が家の東にある『自然の森』

を歩きました。別れ道で、通ったことがない方

を進んでいくと『もみじ公園』という入り口が

ありました。

 

足跡がなかったので『行くしかない!』と…😅

『僕の前に道はない 僕の後ろに道はできる』

高村光太郎じゃありませんけど、そんな感じが

しちゃいました…😁



深い谷に架かる橋の脇道を下りて、橋脚の袂に

来ると、太陽をかたどったレリーフが刻まれて

いました。



さらに別の道に入っていくと、笹薮のブッシュ

が飛び出ていて、雪も深くなって歩きにくく、

坂を上がってみると、そこはバスターミナルの

駐車場でした。バスの運転手が、怪訝そうな顔

をしていました…😁



ちょっと想定外なこともありましたが、新たな

発見もあり、頭の中の地図が、また更新されて

愉しめた9,409歩でした。

 

            本日は、この辺で。