義母の『我が家』を手放す淋しさに負けず、健康を希って!
一昨日、長女夫婦と、義母の家に泊まりに行き
ました。
U大君の歓迎会と就職祝い、2人の入籍を祝い
義弟家族も駆けつけてくれて、にぎやかな夕餉
となりました…😀
夕食前に、編集した動画を観てもらいました。
義母は、ひ孫の動画を観て『孫にそっくり!』
と喜んでいました…😁
『夕飯は、お寿司やつまみを買っていくので、
作らなくていいからね』と伝えていたのですが
義母は、私が好きな鱈の白子を入れた鍋を作っ
てくれました…😋
義弟も、フライドチキンや、冷酒を買ってくれ
ていたので、ボリューム満点、超豪華な夕食と
なりました。
おそらくこの日、義母の家に泊まる最後の夜に
なると思います。まさに『最後の晩餐』に…。
昨年末に義父が亡くなり、齢80を過ぎた義母
1人で、厳しい冬を越すのは無理なため、家を
手放して、サービス付きのアパートに住むこと
にしていました。
ちょうど一昨日、住宅会社を介して売却の契約
をしてきたとのこと。12月初めに、明け渡す
ことになったそうです。
義父は、小学校の教師で転勤続きだったので、
50歳を過ぎて、漸くマイホームを手に入れま
した。それから36年、義母は、住み慣れた家
を手放す淋しさひとしおだと思います。
私達にとっても、いろいろな想い出が詰まった
家…結婚の許しを請いに来た家…妻が里帰り出産
をした家…何度も帰省して孫と遊ぶ義父や義母
を喜ばせた家…妻の最期を看取った家…この家が
人の手に渡ることになり、名残惜しい気持ちで
いっぱいです。思わず感傷に浸っていました😢
リビングに飾っていた大きな油絵をもらうこと
にしました。
実はその絵は、妻が高校1年の美術の授業で、
描いた『模写の油絵』なのです。
絵が上手だった妻が、放課後も美術室に残って
仕上げていた大作なのです。
これから、義母が住むアパートには飾る場所が
なく、かといって娘の絵を処分するのは、哀し
過ぎると困っていたというのです。
受け取って、我が家の玄関に飾ってみました。
この絵を観る度に、義父と義母の家での愉しか
った想い出を懐かしむと思います。
そして、妻の想いが込められた油絵が、訪れる
人を温かく、迎えてくれると思います。
義母は、急に環境が変わって、体調を崩さない
か心配ですが、アパートに空きが出るまでは、
義弟が、高校の教頭として、単身赴任している
教員住宅で同居するので、暫くは安心です。
義母には、義父の分も、妻の分も、長生きして
ほしいと思うのです。義母の健康を希って…。
本日は、この辺で。