散歩道で見つけた自然を愉しんで! (その4)

死を怖れず、元気一杯、翔け巡りひっそりと一生を終える『鳥』のしおらしさ!

 

ここ数日、暖かい日が続いて、我が家の周りは

雪解けがどんどん進み、庭の『ラベンダー』や

『なでしこ』が、顔を見せはじめしました…😁

春は、もうすぐそこですね。



とくにここ2日は、晴れ渡った春霞が心地よく

いつもの散歩をしていると、あちらこちらから

『鳥』のさえずりが、訊こえてくるのです。

 

いつの頃からか、花に興味が湧き始め、50歳

に近づく辺りから『鳥』にも目が留まるように

なりました。

 

九州にいた頃、長女が通っていた高校の近くの

小川で、いつも『カワセミ』のツガイがいたり

門司の海岸で『イカ釣り』をしていると、春の

訪れとともに何千羽という『ムクドリ』の群れ

が、大空を翔け巡るのを観ていました。


『鳥』は、とても身近な存在ですが『その死』

に遭ったことは、滅多にありません。

それは『野良猫』などの動物にも、云えること

ですが、彼らは一体、どこで死を迎えるのでし

ょうか?



ところで、『鳥の寿命』って、どれくらいか、

ご存知ですか?

調べてみると、最も長寿命なのは『フクロウ』

や『ミミズク』などの60年で、『カラス』や

『鳩』は10~20年、『ヒヨドリ』は4~5

年、『雀』は2~3年の命だそうです。

では、その『寿命』が潰える時の彼らの行動は

体力がなくなり『野良猫』や『鷲』などの外敵

から身を隠すので、私達の目に触れることが、

少なくて、やがては外敵に食べられたり、朽ち

果てて、土に還るため、『屍』が見つからない

のだそうです。



彼らは『死』を怖れずに、元気一杯、翔け廻り

やがて力尽きると、誰に知られることもなく、

ひっそりと『鳥の生涯』を終えていくのです。

そう思うと『カァーカァ-』『キィーキィー』

啼き叫んでいる『カラス』や『ヒヨドリ』が、

何だか、しおらしく感じてきました。

 

            本日は、この辺で。