死を怖れず、元気一杯、翔け巡りひっそりと一生を終える『鳥』のしおらしさ!
ここ数日、暖かい日が続いて、我が家の周りは
雪解けがどんどん進み、庭の『ラベンダー』や
『なでしこ』が、顔を見せはじめしました…😁
春は、もうすぐそこですね。
とくにここ2日は、晴れ渡った春霞が心地よく
いつもの散歩をしていると、あちらこちらから
『鳥』のさえずりが、訊こえてくるのです。
いつの頃からか、花に興味が湧き始め、50歳
に近づく辺りから『鳥』にも目が留まるように
なりました。
九州にいた頃、長女が通っていた高校の近くの
小川で、いつも『カワセミ』のツガイがいたり
門司の海岸で『イカ釣り』をしていると、春の
訪れとともに何千羽という『ムクドリ』の群れ
が、大空を翔け巡るのを観ていました。
『鳥』は、とても身近な存在ですが『その死』
に遭ったことは、滅多にありません。
それは『野良猫』などの動物にも、云えること
ですが、彼らは一体、どこで死を迎えるのでし
ょうか?
ところで、『鳥の寿命』って、どれくらいか、
ご存知ですか?
調べてみると、最も長寿命なのは『フクロウ』
や『ミミズク』などの60年で、『カラス』や
『鳩』は10~20年、『ヒヨドリ』は4~5
年、『雀』は2~3年の命だそうです。
では、その『寿命』が潰える時の彼らの行動は
体力がなくなり『野良猫』や『鷲』などの外敵
から身を隠すので、私達の目に触れることが、
少なくて、やがては外敵に食べられたり、朽ち
果てて、土に還るため、『屍』が見つからない
のだそうです。
彼らは『死』を怖れずに、元気一杯、翔け廻り
やがて力尽きると、誰に知られることもなく、
ひっそりと『鳥の生涯』を終えていくのです。
そう思うと『カァーカァ-』『キィーキィー』
啼き叫んでいる『カラス』や『ヒヨドリ』が、
何だか、しおらしく感じてきました。
本日は、この辺で。