『太陽光パネルの思わぬ弊害』をきっかけに考える!
我が家で唯一働いてくれているのは、『太陽光
パネル君』です。
屋根に雪が積もった日以外は、休むことなく
『ブラックな扱いだ!』とか『辞めてやる!』
とか文句も云わずに、物静かに働いてくれてい
ます😀
今朝、テレビで福島のある街の太陽光パネルに
纏わる番組がありました。
原発の事故後、電力を少しでも多く確保するた
め、県内のあちこちに太陽光パネルが設置され
ています。
中には設置許可が降りないうちに、山林を切り
ひらいて設置し、土砂崩れが発生した事例があ
るそうです。
地元の人は『(太陽光パネルは)我らにとっては
なんのメリットがない』と怒っていました。
全くメリットがない訳ではないのでは?と思い
ますけどね。
また、駅前などの街の中央に、太陽光パネルが
点在するように設置されてしまい、災害発生後
に立てていた都市計画の実現に支障が出ている
そうです。
『こんなんじゃぁ、戻れないわよね』
と苦情を云う婦人もいました。
たしかに、復興が進んでも地元に戻れないとい
う方が土地を手放したり、有効利用しようとし
て太陽光パネルを設置して、活きるための糧を
得ようとするのは、至極当然のことです。
しかし、このような弊害が生ずるとは思われな
かったことと思います。
番組の内容ではありませんが、大都市でも太陽
光パネルの弊害があって、隣接した建物に設置
された太陽光パネルにより、太陽光が反射して
眩しくて窓を開けられないということや、反射
により熱いとの迷惑を被っている例も起こって
いるそうです。
振動、高圧電線下の電磁波影響など、私たちを
取り巻く環境で、私たちのためになるはずの施
設が、図らずも私たちに被害をもたらすという
ことがあることを考慮に入れて、地域開発を進
めてほしいものです。
『良かれと思っての言動』が、
『思わぬ弊害を産むこともあるんだ』
ということを踏まえて、
正しく活きないといけませんね。
本日は、この辺で。