『雪の味』は『雨の降り始めの匂い』に似て!

齢半世紀で、ようやく合点が!

 

昨日の午前は、快晴の良い天気でしたが、午後

からは、一変して、雪が降ってきました。

切手ぐらいの大きさの雪が、ハラハラと舞うの

を観ていたら、幼い頃、降ってくる雪を味わっ

てみたことを想い出しました…😜

 

口の中ですっと溶けて後味が、どこかで嗅いだ

匂いに似ているなぁ…と感じたのですが、その

時は何だったか、判りませんでした。

 

小学生になって、友達とグラウンドで、野球を

していたら、怪しい雲が近づいてきて、雨粒が

落ちてきました。その降り始めに嗅いだ匂いに

『あっ、雪の味みたい』と、気づきました…😮

そう、『雪の味』は、『雨の降り始めの匂い』

に似ていたのです。



調べてみると、『雨の降り始めの匂い』には、

『ペトリコール』と名前があるそうですよ…😲

ギリシャ語で、『ペトラ』は岩を『イコル』は

神の血の中に流れていたものを表すそうです。


この匂いが、どのように発生するのかは、諸説

あるようですが、マサチューセッツ工科大学

科学的に研究した報告があって、

『雨つぶ』が、地面に衝突する時に、空気中の

ちり『エアロゾル』が放出されることを捉えた

そうです。

この『エアロゾル』が、風に運ばれ、雨が降り

始める場所で、匂いを発生していると考えられ

ているとのこと。

 

そもそも、雨や雪が降るのは、上空の水蒸気が

空気中の『エアロゾル』にくっついて、小さな

水滴 (雲つぶ) となって、さらに氷つぶ (氷晶) に

大きく成長し、やがて回転しながら落下して、

地面へ落ちていく際に、殆どは溶けて雨になり

地上の気温が低い時にだけ、雪となりますね。

 

なので雨も雪も、空気中のちり『エアロゾル

が、核となって成長したものなので、幼い頃に

感じた『雪の味』と『雨の降り始めの匂い』が

似ていると思ったことに、齢半世紀になって、

ようやく合点がいった次第です…😁

 

            本日は、この辺で。