両親と、『八重桜』を愉しむ旅へ!

『また行ってみたいね』と、云わせたい!

 

昨年の5月19~20日、『レンゲツツジ』が

満開の頃、母の誕生祝いを兼ねて、51年前に

家族で泊まった『温泉宿』に旅行をしました。

母はとても喜んで、『八重桜が咲く頃に、また

泊まりたいね』云っていたので、今年は1週間

早めて、再び旅行をしてきました。

 

朝6時前に出発して、車で走ること2時間弱で

お気に入りの『カルデラ湖』と、雪をまとった

『活火山』が観える展望台に着きました。

 

ここへは、何度か訪れているのですが、一面に

桜が咲いて、湖面に山や島々が、映り込んだ、

またとない『絶景』に出逢えました。

 

両親も『こんな景色は今まで観たことがない。

素晴らしい!』と喜んでいました。



振り返ると、今なお、噴煙を上げる活火山や、

遠くには、明日立ち寄る『活火山』を望むこと

ができました。



さらに走ること3時間で、白い断崖が観られる

展望台に着きました。

ここは、噴火により堆積した軽石の地層が隆起

して出来たそうです。

 

イギリス『セブンシスターズ』のような絶景は

海岸まで降りる階段の工事中だったので、今度

立ち寄る時には、白い壁を観上げてみたいと、

思っています。



昼食を済ませ、海岸沿いを走ること1時間半で

江戸後期に建てられた『城』の周りに、満開の

『八重桜』が迎えてくれました。



さらに2時間走り、『八重桜』の名所の神社に

着きました。昨年は、満開を過ぎていましたが

今年は『花のトンネル』で、奥の海が観えない

くらい満開の八重桜を観ることができました。



『温泉宿』に着き『ナトリウム・カルシウム・

塩化物泉』のお湯に浸かり、夕食後に、夜中に

早朝にと、4回も入って、綺麗な日の出を眺め

ながら、まったりとしました。



宿を後にして、お気に入りの『活火山』の麓の

沼に着きました。

靄がかかっていましたが、沼面に映る『鞍』姿

の山容は、趣がありました。



この山裾を大きく廻りながら、沿道の両側に、

4キロも続く『花街道』を通って、八重桜や、

枝垂れ桜、活火山を見渡せる『道の駅』に着き

ました。



帰りの車の中で、父は『いい見納めが出来た』

母も『思い残すことはない』と、心細いことを

口にしていました。

 

齢80歳を越えると、つい気弱になってしまう

のでしょうが、父の誕生月には、鉄道博物館

観て、温泉宿に泊まる旅行を計画しているし、

来年は、父が『卒寿』、母は数えで『米寿』を

迎えるので、『祝い事』を考え始めています。

 

だから、弱気にならず『また行ってみたいね』

と云わせたいと思うのです。

            本日は、この辺で。