残り数日、選手達を支えている
方々にも関心をもって応援したい!
北京オリンピックが終盤を迎えています。
死力を尽くして闘い抜き、大きな感動を与えて
くれた、選手達に感謝と、労いの言葉を贈りた
いと思います。
4年間の血のにじむような鍛錬、途中の怪我や
病気などを克服して、本番に挑む選手の緊張と
期待が入り交じった表情、勝ち取った結果に、
うれし涙。
残念ながら、目標を達成できなかった悔し涙。
そして、口々に『応援してくれた人々への感謝
の言葉』頭が下がる想いで観ていました。
そんな中で、残念に思ったのが、ロシアのフィ
ギュアスケーターのワリエア選手。
ドーピング疑惑に揺れ、少女へ寄ってたかって
のバッシング。その影響があってかメダルを逃
してしまいました。
疑惑は解明されなければならないのは確かです
が、なぜ2ヶ月前の検査結果が今頃浮上し世界
中を混乱させてしまったのか?
不可解でなりません。
また、正式な見解が出ていないのに、海外の記
者が、少女にマイクを向け詰問したのは人道的
に許されることではないと思います。
はっきりするまでは、ほかの選手達と同じ目線
で温かく見守ってあげてほしいと思いました。
夏の東京オリンピックの時にも感じましたが、
日本の選手層が厚くなってきたと。
それは、政府のスポーツに対する支援策や応援
してくれるスポンサーや優秀な指導者のお陰も
あると思いますが、もう一つの要因は、メンタ
ルケアに力を入れてきたことだと思います。
今から10年くらい前ですが、野球界のスーパ
ースター、イチローさんのメンタルトレーナー
の方に話を伺う機会がありました。
『世界で勝ち抜くためには、肉体的な鍛錬だけ
でなく、精神的な鍛錬も重要で日本はメンタル
ケアが遅れている』と仰っていました。
あれから10年経って、メンタルケアという言
葉をよく耳にするようになり、トレーナー達が
縁の下の力持ちとなって陰ながら支えてくれて
いることも、大きな成果に結びついていると思
います。
そのような、選手達を支えている方々にも関心
を持って、残り数日の闘いを応援したいと思い
ます。
本日は、この辺で。