『相手の言動に怒りを覚える』
ってありますよね?
友人と、とある湖畔をドライブしていた時に、
前の車がゆっくり走っていました。
『たぶん、きれいな湖畔をゆっくり観たくて、
後ろにつかれるのはいやなんだろう』
と思い追い抜いたのですが、その途端にその車
がスピードを上げて迫ってきて、あおり運転に
近い状態になっていました。
きっと、その運転手は追い抜かれたことに怒り
を覚えたのでしょうね。
『カッとなって、乱暴な運転をした運転手が悪
い』と思いましたが、ゆっくり走っている車を
みて、『湖畔をゆっくり観たいのだろう』とい
う私の思い込みにも、問題があるように感じま
した。
ちょっと脱線しますが、乱暴な運転をしてくる
相手に怒りを覚えることが、時々あります。
そんな時は車を留めて、深呼吸をして怒りを静
めることにしようと思います。
相手の言動に対して、自分の過去の経験や常識
と思っていることと照らし合せて、ずれている
と、『なんて非常識な人』と誤解することがあ
ると思います。
でも、自分の経験や常識と思っていることって
普遍的で、いつも正しいことなのでしょうか?
相手と常識が全く同じなんてことは滅多にない
ですよね。
まぁ、だからこそ、人と接する面白さ、愉しさ
があるのでしょうが。
大切なことは相手のことを勝手に判断したり、
思い込んだりしないこと。
相手も日々、成長して変わっていくので、いつ
までも、固定観念にとらわれないことだと思い
ます。
『自分と他人の常識は必ずしも同じではない』
『相手の言動を受け止める』
『あるがままの相手を受け入れる』
ことに気づいて、勝手な思い込みをしないこと
が大切だと思います。
本日は、この辺で。