『ヤドリギ』は、『半寄生植物』なれど花言葉『忍耐』が似合う!
11月も今日で終わり、明日から師走ですね。
我が家にも、粉雪が舞ってきました。
この時期、外を歩いていて、木の高いところに
『鳥の巣のような球状のもの』を見かけたこと
はありませんか?
それは『ヤドリギ』ですね。以前は、鳥の巣と
勘違いしていましたが、植物だったんです…😓
漢字で『宿り木』と書くように、『ミズナラ』
や『白樺』などの他の樹木に『寄生』して水分
や栄養を吸収して、成長するのです。
興味深いのは『寄生』だけではなく、『自らも
光合成』をするということです。それって、
『寄生先が栄養に乏しければ、自ら頑張る!』
っていうこと…?
『だったら、いつも頑張ったら…』って、云い
たくなりますが、なんとも抜け目ないというか
逞しいというか、面白い植物です…😀
学術的には『半寄生植物』と呼ぶそうですが、
私的には『変則二刀流』って感じですね…😀
欧州では、X'masリースなどに使われていて、
冬でも、緑を保つ『縁起のよい植物』とされて
いるのだそうです。
『ヤドリギ』は、ほかの植物のように、種が風
に吹かれて落ちたりする地面からは、発芽せず
鳥が『ヤドリギの実』を食べて、ほかの木へ種
が運ばれることで発芽して、1年でわずか1節
しか増えず、成長するまでには、20~30年
もかかるというのです。
今、私達が目にしている『ヤドリギ』は、限り
なく少ない発芽のチャンスを得て、長丁場の末
に、実を結んでいるのですね。
『困難に打ち克つ』だそうです。
『半寄生植物』と捉えると、似つかわしくない
花言葉ですが、その『結実までの奇跡』を想う
と『忍耐』という言葉が、似合っているように
感じます。
本日は、この辺で。