伯母の訃報を訊いて、想う!

疎遠の一途『血の繋がり』が大切な時代に!

 

『冠婚葬祭』という言葉がありますね。

『婚』や『葬』は判るとして、『冠』は昔は、

元服を、今は、成人式や節句、七五三、入学式

還暦、米寿など人生の節目を祝う儀式のことで

『祭』は正月、節分、盆、七夕など祖先の霊を

祀る儀式のことを表すのだそうです。

 

昔は、お盆や正月に、親戚がたくさん集まって

わいわい賑やかに、呑んでは食べたものです。

今なお、親戚付き合いを頻繁にされている方も

いるとは思いますが、少子化核家族化に伴い

そうした親戚との交流が少なくなってきている

のではないでしょうか?

 

なかには、結婚式や、お葬式の時にしか、顔を

合わせない、親戚が増えているのも事実では?

しかも最近は、ジミ婚とか、結婚式を挙げない

ご夫婦もいると思うので、さらに拍車をかけて

疎遠に向かっていくような…。

 

なので、これからは親戚という『血の繋がり』

が、ますます大切になっていくのではないかと

思うのです。



昨年、妻のお葬式は、コロナ禍のため、近しい

親族だけで行ないました。

生前、妻とドラマを観ていて、『悲しいばかり

ではなく、笑いのあるお葬式がいいなぁ…』と

云っていたので、両家の親族が逢う滅多にない

機会と思い、お通夜の会食の席では、甥の大学

合格祝いで乾杯して笑いを誘って、甥や姪達に

スピーチをしてもらいました。

少しでもお互いを知って、困った時などに相談

し合えるようになってくれれば、幸いかと…。

 

昨日、父方の伯母が亡くなりました。つい最近

まで、父と手紙のやり取りをしていた伯母が😢

 

父は4人兄弟の末っ子でしたが、かなり前に兄

を事故で失い、今回姉が他界し、もう1人の姉

は、痴呆症を煩ってホームに入っているので、

とうとう心が通う兄弟が、いなくなってしまい

ました。父は『早過ぎる!』と、淋しさを紛ら

す言葉を口にしていました…😖💦

 

私は父方の親戚とは、年賀状のやり取りだけに

なっていました…😓

伯母や従姉妹と最後に会ったのは、結婚式以来

なので、32年も前になります。

明日、両親を連れて、通夜に参列してきます。

伯母の冥福を祈り、32年ぶりに会う従姉妹達

と、四方山話をしてこようと思っています。

 

            本日は、この辺で。