『夏のドラマ』観て愉しむ!

ハラハラドキドキ、人間味や可笑しさ、いじらしさを感じて!

 

だんだん日が、短くなってきましたね?

そんな夜は、録りためたドラマを観ています。

夏のドラマが、終盤を迎えています。

独断と偏見ですが、厳選した3つについて触れ

たいと思います。(ネタバレを含みます)

 

『VIVANT』 TBS 日曜21時

丸菱商事の『乃木 (堺雅人) 』は、130億円の

誤送金を取り戻すため『バルカ共和国』へ行き

国際テロ組織『テント』に、金が渡ったことを

突き止めるが、自爆テロに巻き込まれ、間一髪

のところで、警視庁公安部『野崎 (阿部寛) 』に

助けられる。

さらに『乃木』が『テント』の一員と疑われて

現地警察から、執拗に追われる。

『野崎』は、『乃木』と、女医『柚木 (二階堂

ふみ) 』と共に帰国して、誤送金の謎を解明し

『テント』のモニターを探しだそうとするが…。

 

広大な砂漠含めた海外ロケと、豪華キャストで

まるで、映画のようなスケール感で、しかも、

大どんでん返しの連続、繰り広げられる逃亡劇

には、ハラハラ、ドキドキさせられました。

驚きと興奮を与えてくれるドラマ。



『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』 テレ朝 火曜

21時

犬が大の苦手な『小原 樹 執行官 (織田裕二) 』

から、犬に好かれる『吉野ひかり (伊藤沙莉) 』

は、執行補助者となるよう頼まれる。

優しくて、ちょっぴりお節介な『ひかり』は、

強制執行は、強引過ぎると批判して、債務者に

寄り添い、最終的には、執行が完了して行く。

そんな『ひかり』を観て『小原』は、執行官に

必要な能力と感じ入っていく。

一方『ひかり』は、強制執行の難しさを知り、

『小原』が、誰かがやらないといけない仕事に

向き合い、彼なりの『優しさ』と、『誇り』を

持っていることに気づき、大切な『バディ』と

なっていく…。

 

執行の仕事が、判りやすく解説されています。

伊藤沙莉さんは、昨年のドラマ『拾われた男』

で知ったのですが、どの演技もとても上手で、

爽やかさと、人間味や可笑しさもあって、共感

を覚えます。

織田裕二さんとのやりとりが痛快なドラマ。

 

『初恋、ざらり』 テレ東 金曜24時

軽度の知的障害を持つ『上戸有紗 (小野花梨) 』

は自信がなく、誰にも必要とされないと、自分

の中に閉じこもっていた。

有紗』は、配送センターでアルバイトを始め

『岡村龍二 (風間俊介) 』に出逢う。

『岡村』は、『有紗』の純粋無垢な可愛らしさ

に惹かれるが、年齢差から思いとどまる。

有紗』は優しい『岡村』に好意を抱き、勇気

を振り絞り、知的障害であることを告白する。

『岡村』は驚きはしたが『有紗』を守っていく

と決め、2人は恋に落ち、同棲を始めるが…。

 

『障害』というテーマをドラマ化した数少ない

作品ですね。毎回、自分が『岡村』だったら、

どうするか?と考えさせられました。

『2人だけの世界にいたい』『罪悪感』の狭間

で悩む『岡村』の心にも、共感しました。

『罠の戦争』で、秘書役を演じた『小野花梨

さんの全く違った役作りが、輝いていますね。

屈託のない笑顔と、どんなに冷たくされても、

決して人を怨まず、努力する姿にいじらしさを

感じました。

どうか、ふたりが幸せになってほしいと願って

しまうドラマ。

 

来月に終わってしまうのは、残念ですが、また

始まる秋のシーズンドラマに期待したいと思い

ます。

 

            本日は、この辺で。