自然に逆らうことなく、精一杯活きていく!
ブログを始めようとしていたら、画面が小刻み
に揺れている感じがするので、『さては、夕べ
呑み過ぎたせいかな?』と思いましたが、地震
でした😁
ここ数年、日本全国あちらこちらで地震が多い
ように感じます。統計的には、変わっていない
のかもしれませんが…。
関東にいた頃は、時々地震が発生したため職場
の全員にヘルメットが用意されていました。
その頃の九州は、地震が殆ど起きなかったため
出張していて極まれに揺れると、職場の面々は
とても動揺していました。
九州に転勤して7年後、福岡県の西方沖地震が
起こりました。亡くなった方が1名、怪我をさ
れた方が1200名、住宅全壊が140棟と、
福岡有史以来の大地震でした。
休日の朝、息子と釣りに行こうとして、釣具店
を出た時に看板が揺れていました。すぐに車の
ラジオを訊いて、高台の道路を走って自宅に戻
りました。
娘は服を着替えようと片足状態の時に、揺れが
来たらしく、怖くて泣いてしまったそうです。
それを機に地震の備えをしました。乾パンや水
を備えておき、もし地震が発生した時には、海
から遠い方に避難して、各自が避難する場所を
決めておきました。そして、揺れが収まった後
にお互いを探せるようにしておきました。
11年前の東日本大震災が発生した時は、九州
の職場で会議をしていました。
海岸から1キロほどしか離れていない工場に、
部下の数名が外出していたので、すぐに連絡を
とって避難するように伝えました。
自宅に帰り、報道を観た時は愕然としました。
次々に襲ってくる津波にのみ込まれる建物、車
とてもこの世の映像とは思えず、作り映像であ
ってほしいと思うほどショックを受けました。
『備えあれば、憂いなし』
といいますが、今なお続く災害に、
『備えあっても、憂いは癒えない』
と思ってしまいます。
科学が進歩して、防げる災害、減らせる被害は
あると思いますが、万全な備えをしていても、
防ぎようのないことってあると思うのです。
『自然には勝てない』
自然の一部である私達人間は、自然に逆らうこ
となく、残された者が精一杯活きていくことが
大切なのかもしれませんね。
本日は、この辺で。