『子の心、親知らず』なれど『親の心、子知らず』

『自分を大切に活きてほしい。』
子の想いは伝わるや?

 

私には『親知らず』が4本生えて、20年位前

に1本抜いた時に、とても痛い思いをしたので

いまだに3本が、鎮座しています。

不幸なことに歯茎に曲がって生えていたので、

歯科医が渾身の力で抜こうとしても抜けずに、

私は悲鳴を上げることも、どこかに掴まること

もできずに、もう必死に堪えました…😭

歯科医の方々、抜歯の際には必ず、レントゲン

での確認と、できますれば診察台に、掴まれる

ような手すりの設置を切にお願いします…🙇

 

両親と同居を始めて、1年余りが過ぎました。

約40年離れて暮らしていたので、何かと生活

スタイルの違いを実感しています。

 

もともとふたりとも、寒がりな方だったので、

両親の部屋の床暖房を1℃上げていたのですが

ロフトに置いていたセラミックヒーターを持ち

出して、使い始めていました。

リビングとあまり温度差があると、風の対流が

起こり、却って寒く感じると思うのです。

これまでストーブで、寒さを凌いできた暮らし

は、そう簡単には変えられないのでしょう…😔

なのでこの冬は、家全体の床暖房の温度を2℃

上げています。電気代高騰の中ですが、高齢の

肺炎は怖いので…。



母は、夫や子供を第一に考えて、とにかく自分

を抑えて、人に尽くそうとします。

食事の時にも、自分のおかずを減らして、父や

私に多く盛るのですが、そんなやせ我慢はして

ほしくないと、同居を始めた時に『同じものを

同じように食べよう』と何度か云いましたが、

こだわりなのか、長年の習慣は変わりません。

人に尽くすことだけが、母の人生なんて、淋し

すぎると思うのです。

 

おまけに大の病院嫌いで、人が具合が悪いと、

病院行きを半ば強要するのに、当の本人は断固

として、行きたがらないのです。

幼い頃から身体が弱く、学生の頃に交通事故で

『三途の川』を渡りかけたくらい瀕死の重傷を

を負いました。

その長く入院した辛かった記憶が、今なお深く

刻まれているせいかもしれません。

 

年末からずっと、朝方の咳が続いているので

『通院の予定を早めよう』と云ったのですが、

拒絶されて、父をも巻き込む親子喧嘩になった

くらいに頑固な性分なんです…😂

 『自分 (の身体) を大切にしてほしい。』

 『自分の人生を活きてほしい。』

というのが、子の想いなんですが、『子の心、

親知らず』ということでしょうかね…。



母が好きなことは、車に乗って、美しい景色を

眺めることなので、よく晴れた日にはドライブ

に誘っています。

 

『子の心、親知らず』なれど一方で『親の心、

子知らず』という、両親が我慢していることも

たくさんあると思うのです。

だからこそ、云いたいことを云い合いながら、

40年のギャップを埋めていくのでしょうね。

 

            本日は、この辺で。