お奨めの『ドライブコース』を紹介しちゃいます! (北海道 道東 前編)

ど真ん中をぐる~っと1周!

 

昨日の『ドライブコース』富山/長野/岐阜編に

続いて、またまた、独断と偏見になりますが、

お奨めの『観光名所を巡るドライブコース』を

紹介しちゃいます。

 

今回は、北海道のど真ん中をぐるっと1周する

という 長距離コースを選んでみました。

北海道の玄関口、新千歳空港を9時に出発し、

温泉地を3泊して、4日後の16時に到着する

一般道でのルートを考えてみました。

 

初日 (新千歳空港から、阿寒湖畔へ)

新千歳空港を出発し、国道274号線を東へと

進みます。途中メロンが美味しい夕張の道の駅

や、昆布で有名な日高の道の駅で、休憩を取り

ながら、日高の樹海ロードを走ること3時間で

日勝峠に着きます。目の前に雄大十勝平野

広がり、遠くに十勝岳大雪山の峰々を望むこ

とができます。



日勝峠を下って、十勝清水に昼過ぎに着くので

蕎麦屋や、ラーメン屋、コンビニで昼食を…😋

 

そこから、士幌の道の駅『ピア21しほろ』や、

足寄の道の駅『あしょろ銀河ホール21』で休憩

を取りながら、3時間で『オンネト-』という

湖に到着します。

ここは季節や天候、観る角度によって、澄んだ

青、エメラルドグリーン、ダークブルーに色が

変わる周囲2.5キロの神秘の湖です。

雌阿寒岳と阿寒富士を眺めることができます。



オンネトー』の美しい景色を堪能した後は、

今宵の温泉地『阿寒湖畔』へと向かいます。

大自然の中を走りますので、突然鹿が飛び出し

てくる場合があります。速度を落として、注意

しながら走行してください。

 

20分程度で阿寒湖畔に到着します。湖を1周

する遊覧船や、アイヌコタンのお土産屋さんが

あります。

また、湖畔に面した温泉ホテルがたくさんあり

ますので、いで湯に浸かって、身体を癒やして

ください…



2日目 (阿寒湖畔から知床ウトロへ)

阿寒湖畔を9時に出発して、阿寒横断道路を東

へ進むと、『双湖台』という『ペンケトウ』、

『パンケトウ』の2つの湖を通過します。

現在は、展望小屋が閉鎖のため『ペンケトウ』

しか観ることができません。

ちなみに『ペンケ』『パンケ』とはアイヌ語で 

”上”、”下”を表し、『トウ』は”沼”や”湖”を表し

ます。さきほどの『オンネトー』も”大きな湖” 

を表します。

なので『ペンケトウ』とは『上の湖』のこと…

そのまんまですね…😁



続いて、『双岳台』という絶景ポイントに到着

します。雄阿寒岳 (手前)、雌阿寒岳/阿寒富士

(中央奥)を望むことができます。



『双岳台』からの下りは、急カーブが続きます

ので、エンジンブレーキを使って、スピードを

十分に落として走行してください。

 

しばらく走ると、弟子屈という街に入ります。

道の駅『摩周』への立ち寄りをお奨めします。

次に行く『摩周湖第1展望台』のライブカメラ

の映像を観ることができます。

霧の摩周湖』をご存知の方が多いと思います

が、時々、霧に覆われる場合があります。

有料駐車場なので、湖面が観えない時は、翌日

に予定を変更することをお奨めします。

 

11時前後に、第1展望台へ到着します。

駐車料金が500円かかりますが、後に向かう

アトサヌプリ』という硫黄山の駐車料も含ま

れていますので、捨ててしまわないように…😁

摩周湖へは、流れ入る川がないため、世界有数

の透明度20~25mがあって、紺碧の色は、

『摩周ブルー』と呼ばれています。



道なりに進んでいくと、第3展望台という無料

の駐車場があります。

3分ほど登りがありますが『摩周岳』や『摩周

ブルー』の景色が変化しますので、立ち寄って

みては…😁



その後、ヘアピンカーブの下リ坂を鹿の飛出し

に気をつけながら進むと『アトサヌプリ』とい

う硫黄山に到着します。

山全体から噴煙が出て、硫黄の匂いがします。

噴火口の側まで行くことができますので、ぜひ

『地球の息吹』を実感されては…😀



近くに川湯温泉という温泉街があるので、ここ

での昼食をお奨めします。この後しばらく店が

ないので…😅

 

次に、国内で最大のカルデラ湖『屈斜路湖

(くっしゃろこ) の湖畔を走っていくと『砂湯』

に到着します。

湖畔に面した砂を掘っていくと、なんと温泉が

湧いてくるのです。

夏には湖水浴をしながら、温泉に入って、身体

を温めることができるのです。



その後、峠を越えて、オホーツク海側に沿って

走っていくと『オシンコシンの滝』という落差

30mの2つの流れをもつ滝があります。



さらに海岸線を進み、本日の泊まる『ウトロ』

の街の先を行くと『知床五胡』に到着します。

なお、繁忙期は、駐車場への数100mの渋滞

があるかも…ご覚悟を😂



高架木道と、地上遊歩道という2つのコースの

うち、時間的制約から前者を選択しましょう。

全長800m、往復40分、湖に映る知床連山

や、オホーツク海を眺めることができます。

五湖を見終わる頃には、夕方になっているので

『ウトロ』の街に戻り、温泉に浸かって長旅の

疲れを癒やしてください。

 

長くなりましたので、翌3日目、最終日の紹介

は、明日、公開しますね。

 

            本日は、この辺で。