散歩道で見つけ、感じたこと (その1)

来春も、愛くるしい『夏毛』に、逢えますように!

 

一昨日、家から車で5分の公園に行きました。

10日前に訪れた時より、紅葉は終わりを迎え

木々がすっかり葉を落とし、視界が開けていて

散歩道は、一面の枯れ葉で覆われていました。

先日は、『リス』を見つけられませんでしたが

いつも見かける場所に行くと、2mほど離れた

『コナラ』の枝に『リス』がいました。

 

こげ茶色の夏毛から、灰色の混じった冬毛へと

衣替えをしていました。

ぴんと立った耳に、ふさふさのシッポ、そして

真白なお腹が、とても可愛らしい『リス』。

 

こちらをじいっと見つめて、警戒しているよう

だったので、しばらく撮らずに観察しました。



何かを幹の付け根に、押し込んでいました。

たぶん越冬するため、『どんぐり』や『胡桃』

などの『木の実』を隠しているのでしょう。

 

この『リス』は冬眠しないので、『木の実』を

木の幹や、土の中に隠しておき、冬に積もった

雪の中から餌を掘り出して、寒さと飢えを凌ぐ

のだそうです。

 

隠した場所を覚えているものの、忘れることも

あって、それが『森の芽吹き』の一助になって

いるそうですよ。

 

『木の実』を隠し終え、警戒を解いて、残りの

餌を食べ始めたので、動画を撮り始めました。

 

食べ終わると、枝を伝って、木を登っていって

毛繕いをしたり、また餌を探して、ほかの木に

翔けていったり、すばやい動きにスマホを向け

るのが、大変でした😖💦

この小さな身体で、厳冬期を乗り越え、さらに

『森創り』にも、一役買っているのですから、

健気でいて、逞しくて、愛くるしいですね。

 

夏の気温が高かったためか、『どんぐり』が、

とても少なく、餌探しに追われたと思いますが

元気に駆け回る『リス』を観て、なんだかホッ

としました。

来春も、元気な『夏毛』に逢えますように…。

 

            本日は、この辺で。