『列島誕生 ジオ ジャパン』を観て

たまには、『隣の垣根』を覗いてみては!

 

日曜日の朝は、いつも観ているニュースがない

ので、録っておいた『列島誕生 ジオ ジャパン』

という番組を観ました。

CGを駆使して『日本列島の生い立ち』を紹介

する私好みの超スペクタクル番組なんです…😁

 

大陸の一部だった日本列島は、1500万年前

引きちぎれ、西日本と東日本が、違った方向に

動き、300万年前まで、カルデラ噴火により

山脈が形成され、その後、陸地が増えて、現在

の列島に至ったというのです。



西日本と東日本の異なる動きを証明したのが、

なんと、飛べない昆虫の『マイマイカブリ』と

『天然の方位磁針』というのです。

 

東・西日本で、『マイマイカブリ』の進化が、

異なることと、マグマが急速に固まってできる

方位磁針の向きが異なることから、証明された

のでした。

 

昆虫学者と、地質学者という、全く別の世界を

追い求めているおふたりの永年の成果が、人類

が存在し得ない『激動の時代』に起こった事実

を明らかにしてくれたのです。

でも、両者が結びつく『きっかけ』がなければ

解明できなかったのでは?とも思うのです。

 

以前、ブログで紹介した『天気痛』についても

医師と、天気予報士という、普段繋がりのない

生業のおふたりが、究明してくれました。こうした『きっかけ』になろうかと、『異業種

コラボ』の取り組みが始まっていますが、大切

なのは、いろいろなことに『興味』を持つこと

でしょうね。

 

私達は、学問を理解しやすいように、便宜的に

『国語』『算数』『理科』『社会』のように、

分類していますが、本来、学問というものは、

『分け目』がないものではないでしょうか?

ひとつの『物事』をいろいろな角度から観て、

探求しているに過ぎないと思うのです。

 

『興味がないから、この分野は勉強しない』と

割り切ってしまわずに、たまには『隣の垣根』

を覗いてみると、思わぬ『大発見』があるかも

しれませんね。

 

            本日は、この辺で。