計画を立てて、見通していくことの大切さ!
これまで34年間、新製品開発の仕事に携わり
ました。開発を始める際には計画を立てて、
都度進捗を確認していくのですが、なかなか
その通りにはいかないものです。
ならば『計画を立てる意味があるのか?』
と思ったりしますが、
『計画はどれくらい遅れたか判るためにある』
と、イギリス鉄道の時刻表話みたいなことを
いう輩もいました(^_^;)
職業病だと思うのですが、私は計画を立てるこ
とが好きで、仕事は勿論のことプライベートで
も旅行などのイベントの計画とか、欲しいもの
をいつ買おうかとか練っていました。
子供達が幼稚園、小学校に入る頃には、将来
必要になる教育費を貯蓄するために3ヶ年計画
を立てました。
過去数ヶ月間の収入や支出を調べて、これから
3年間の支出をどう抑えて貯蓄を確保するかを
計画しました。
3年を終えた段階で、どうだったか決算してみ
ましたが、新製品開発の仕事とは違って、計画
した以上に貯蓄ができていました(^^;)
私は元来浪費家なので、これは妻のお陰。
せっせと節約してくれた賜物です。
妻に感謝感謝(≧▽≦)
子供達が小学生、中学生になる頃には、もっと
スパンを長くして10ヶ年計画を立てて、大学
進学にかかる費用を見積りました。
計画を立てる上でポイントと思うのは、
『甘過ぎず、厳し過ぎず』ですね。
ゆるゆるの計画を立ててしまうと、学費の貯蓄
という本来の目的が達成できなくなるし、逆に
厳しすぎる計画を立ててしまうと、途中で挫折
してしまったり、家族で美味しいものを食べた
り、キャンプしたり、娯楽を愉しむことができ
なくなってしまいます。
甘過ぎず、厳し過ぎずの計画を立てて、妻が
日頃の節約と、娯楽のバランスを取ってくれた
お陰で、子供達を大学に進学させることができ
ました。
子供達が大学を卒業する頃に、訳あって29年
勤めた会社を退職しようかと迷いました。
子育てが終わるとはいえ、人生の岐路に立つこ
とになるため、夫婦が老後を安心して暮らして
いけるか30ヶ年計画を立ててみました。
仮に年収が半分になって、年金開始時期が遅く
なっても大丈夫かを見積った上で、妻に相談を
しました。
妻はいつものように賛同してくれました。
妻の両親も優しく背中を押してくれて、転職を
することに決めました。
あれから6年経ち、経済的には計画通りに進め
ることができました。
そして、今春35年間の会社生活を終えるに当
たり、平均寿命までの25ヶ年計画を立ててみ
ました。
計画を立てて、見通していくと、目標達成の道
しるべになってくれるのでは…。
本日は、この辺で。