『過去は美化される』それも大切な活きた証!
昨日は、お奨めの蕎麦屋さんを紹介しました。
ブログに載せている写真は、著作権を考慮して
すべて私達が撮ったものにしているので、今回
も美味しかった蕎麦屋さんの写真を探している
と『こんなことあったっけ』と忘れていたこと
がありました。
妻が亡くなる前は、初めて逢った高校時代から
これまでの想い出をいつも話して反芻していた
ので忘れずに済んでいたのですが、途絶えてし
まった今、忘れかけているのかもしれません。
ブログを始めたのは、これまで歩んできた足跡
をとどめておきたいためでもあるのです。
『人生の転機、あの時があったから今がある』
は、これまでの想い出を綴ったものです。
皆さんにとっては、退屈な話でしょうが😁
昔、『男は黙ってサッポロビール』ってCMが
ありましたが、黙ってばかりではなく、何でも
話すことは大切だと思うのです。
話さなくても理解してもらえているという過信
は危険ですね。
ほんの一言二言、言葉が足りなくて、誤解が生
じて、離ればなれになってしまうことも多いと
思うのです。
そういう私も若い頃は、妻に仕事の話をあまり
しませんでした。
家庭に仕事を持ち込みたくない、話しても判っ
てもらえないと決めつけていました。
でもそれは違っていて、私の方が仕事の話を
『一般化して伝える』ことができなかっただけ
だと、ある時気づきました。
それ以来、妻には仕事のことも何でも話すよう
にして、妻もよく理解してくれました。なので
『私のこと』は『私以上』に、『妻が知って』
います…いました。
想い出を何度も何度も反芻するうちに、少しず
つ変化してしまうことってないでしょうか?
高校時代の国語の教師が云っていた言葉に
『過去は美化される』と。
事実を正しく記憶することは大切ですが、だれ
にも迷惑をかけない想い出であれば、少々美化
されてもよいのではないかと思います。
それよりも、今まで活きてきた証をしっかり心
に留めて、これからの第2の人生を愉しみたい
と思います。
本日は、この辺で。