人生の転機、あの時があったから今がある (その10)

家族との愉しい想い出をひとつひとつ紡いで!

 

前回は、進学、就職、そして結婚にいたるまで

の話でした。

2人の新生活は、築40年くらいの社宅で始ま

りました。ある豪雨の夜にはなんと雨漏りも😂

妻は欲しい本を我慢して図書館通いをしたり、

ちらしを見て少しでも安いスーパーに行ったり

して、家計を切り詰めてくれました。

 

3ヶ月して妊娠が判った時には嬉しくて、日々

大きくなっていくお腹に話しかけていました。

妻のつわりは重く、階下の魚の焼く匂いやご飯

の炊ける匂いが駄目になり、食も細くて、唯一

美味しく食べられるパイナップルを口の中が切

れるくらい夢中で食べていました。産まれてく

る長女がパイナップル好きとは知らずに…😁

 

長女は抱いていないとよく泣く娘だったので、

妻はひどい肩こりや腱鞘炎になり、私が仕事で

いない時には、孤独を味わい育児疲れで、元気

がなくなっていました。今、思うと、妻のこの

つらい時と、私が仕事でつらい時期が重ならな

くて良かったと思います。

 

長男が産まれる頃にはママ友もできて、長女の

おしゃまな話しで気が紛れて、すっかり元気で

強い母親に変身していました。

公園で遊ばせたり…3輪車に乗せて…自転車を押

してそっと手を離して…愛情をたっぶり受けて

すくすくと育っていきました。

 

長女が小学校に入学する春に、九州に転勤とな

り、長男が好きだった500系に乗って、途中

京都で観光をしながら、愉しい引っ越しをしま

した。

子供達は、大自然豊かな火の国で、のびのびと

遊び、バンガローに泊まったり、キャンプ用品

をひとつずつ揃えてキャンプに行ったり、釣り

をしたり、お気に入りのジャズが流れる居酒屋

で焼き鳥を食べながら話をしたり、家族の愉し

い想い出がひとつひとつ増えていきました。

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月日は流れ、私はある事業を任されて、石川県

へ転勤することになり、長女はオーストラリア

へ留学し、長男は他県の大学へ進学が決まり、

一気に離散家族になりました。

しかし、妻がオーストラリアに留学した時代と

違って、その頃には携帯が普及して、いつでも

子供達と会話ができたし、海外とSkypeで

TV電話ができたので、淋しくはありませんで

した。子供達は、家族から離れてみて初めて気

づくこともあっただろうし、いろいろな経験を

して成長できたと思います。

 

こうして私達はまた、夫婦水入らずの生活にな

りました。その後の話はまたの機会に…。

 

いつも隣にいてくれたから、今の自分がある。

人生の転機、あの時があったから今がある。

 

            本日は、この辺で。