特別お題 『わたしがブログを書く理由』
■ 足跡を残すため
2年前、妻が他界しました。高校時代に出逢っ
て以来40年余り、いつも隣には妻がいたので
私のことを私以上に理解してくれていました。
ある意味、『私の人生の記録』を知り尽くした
『親友』でもありました。
それからというもの、呆然として、いたずらに
時を費やしてしまい、『1週間前は、何をして
いたっけ?』『一昨日は?』『昨日は?』…と
今まで何をしていたのかさえ、判らなくなって
しまっていました。
でも、『悲しんでばかりいてはいけない』
『自分の記憶に残るような何かをしたい』
『これまで歩んできた足跡を残しておきたい』
と思い立って、妻が生前、続けていたブログを
始めました。
■ 愉しく、活きるため
失意のどん底にいた時、叔父が『愉しいことを
しなよ』と云ってくれました。
その言葉は『活きたかった妻の分まで愉しむ』
ことを気づかせてくれました。
『ガーデニング』や、毎日の『散歩』を始めて
ずっと後回しにしていた『読書』や『英会話』
を通して、思ったことや、感じたことをブログ
に書いていくと、だんだんワクワクしてきて、
毎日を愉しめるようになりました。
ブログをはじめ、新たな趣味が、人生を豊かに
してくれると、実感しています。
■ 人とふれあうため
ブログを通して、ユーザーの人から、『🌟』を
付けていただいたり、読者になっていただいた
ことが、とても励みになっています。
いつの間にか、『ブログを書き続けなければ』
と背中を押され、支えられている自分に気づき
ました。
もし、非公開の日記を選んでいたら、こんなに
続けていられなかったのでは?と思います。
また、私も読者となって、たくさんのブログを
読むことで、考えさせられたり、感動したり、
新たな知見が得られたり、自分では体験しよう
としなかったことを疑似体験ができたりして、
知識や、経験の幅を拡げてくれています。
こうして、私にとってブログは、ちょっとした
『ふれあいの場』になっています。
■ 気をつけたいこと
今や私の生活になくてはならないブログですが
ややもすると、読者の方を意識し過ぎてしまい
『こんなことを載せると、読んでもらえないの
では?』とか、『読んでもらうため』にブログ
を書こうとしている自分に気づきました。
そんな本末転倒にならないように、その時々に
自分が感じたことや、思ったことを『誠実に』
『歪めずに』書くことを心がけて、これからも
ブログを続けていこうと思っています。
本日は、この辺で。