散歩道で見つけ、感じたこと (その3)

滑らない、転ばない『判断力』と『敏捷性』を鍛える!

 

X’masを迎えて、今年も残すところ、1週間を

切りましたね。

昨年の6月から始めた趣味の散歩も、1年半が

続いています。

 

今年は、夏の熱中症を避けたり、風邪や怪我で

歩けない時もありましたが、スマホにカウント

された歩数は合計で、2,171,340歩、

約217万歩となりました。

 

距離に換算すると、およそ1,740キロ。

東京から歩いたとすると、最北端の稚内までか

最南端の指宿の西大山駅までが1,400キロ

程度なので、それ以上歩いたことになります。



冬の散歩は、景色を観ずに、下を観てばかりに

なりがちです。

なにも10円玉が落ちていないか、探している

わけではなくて、雪道は滑りやすく、転ばない

ためで、景色をゆっくり眺めるのは、立ち止ま

った時というのが、『雪国』の散歩なのです。

 

『滑るメカニズム』は、足の重みで路面が一瞬

解けて、水の膜ができるから滑るのですよね。

経験上、数℃~-数℃の時が、最も滑りやすく

-10数℃よりも寒くなって、『ダイアモンド

ダスト』が観られるようになると、路面が解け

きらなくなるので、滑りにくいのです。

 

春~秋と異なり、冬の雪道は疲れやすいです。

それは、雪を踏みしめる体力が必要なことと、

滑らないように、次の1歩をどこに足を運ぶか

ということに、神経を使うからなのです。

 

慣れてくると無意識に足が動くのですが、実は

優先順位があって、まずは『アスファルト』や

『砂利』、『枯れ草』が露出しているところ、

もしくは『ザクザク』している雪の上、それら

が見つからず『つるつる、てかてか』のところ

しかない時は、歩幅を短くして、路面に靴の裏

全体が接するように、ゆっくり降ろすのです。

 

うっすら雪が積もっている路面は、その下層が

凍っている場合があるので、要注意なんです。

交差点では、車が減速するため路面が磨かれて

『つるつる、てかてか』状態になっているので

回り道をして、避けながら歩いているのです。

 

それでも毎日1万キロ歩いていると、1~2回

くらいは、滑って転びそうになるのです…😱

そこまでして散歩するの?と、自分でも葛藤が

ありますが、考え方を変えることにしました。

 

『いかに、滑らないように足を運ぶか』という

『判断力』と『たとえ滑ったとしても、いかに

転ばないようにするか』という、『敏捷性』を

鍛えるのが、『雪国』の散歩の醍醐味と…😁

 

まぁ、身体も心も『衰』に向かっていますが、

抗い続けて、来年も歩き続けようと思います。

 

                 本日は、この辺で。