『そうあるべき』を『それに越したことはない』と見直すことも!
皆さんはイライラした時に、どのように気持ち
を静めていますか?
私は、生来のんびり屋でいながら、時々、気が
短かくなってしまう複雑な性格でして…自分の
扱いに、困る時があるのです…😢
今から20年前になりますが、仕事の仲間に気
が短くて、すぐにイライラする人がいました。
そんな様子を見かけると『大きな心で捉えて』
と云って、気を静めるように促していました。
ある時、事業所長に直談判に行く機会があり、
それが難題でその所長、とても頑固で、烈火の
如く怒り出すことで、有名だったんです。
あいにく同行する部下も、気が短い性格だった
ので、『いいかい、怒ったら、絶対駄目だよ』
と、事前に云い聞かせておきました。
いざ、話を始めると、予想通り、所長は理不尽
なセリフをぶつけてきました。何とか、平静を
装って応戦したのですが、我慢の限界に達し、
憤ったのは、短気な部下ではなくて、私の方だ
ったのです…😖💦
7年前に、私が早期退職する際に、会社の仲間
からもらったサイン帳には、その部下が『大変
お世話になりました…途中略…1番気が短かった
のは、○○さん (私の名前) だった気がします』
と書かれてありました…😁
この短気を何とかしようと、結婚指輪をはめて
まるで『孫悟空の緊箍児(きんこじ) 』のように
気持ちが高ぶると、指輪を触って自省を促して
いたのですが、効き目がいまいちなので、外す
ことにしました…😁
『なぜ、人はイライラするのか?』という原点
に立ち返って考えてみると、『そうあるべき』
という『理想』と、眼前に起きている『現実』
にギャップがあるからだと…。
『理想』に近づけるように努力しても『現実』
を変えられないのであれば『そうあるべき』と
いう自分の考えを『それに越したことはない』
と『大きく捉えて見直す』ことも、必要と思う
のです。
そして今度は、この自分に『大きく捉えて…』
『大きくなあれ』といい聞かせているのです😁
本日は、この辺で。