『徳川家康』第4巻を読み終えて!

互いを信頼する『絆の強さ』が、時代を動かしていく!

 

退職を機にブログを始めて、8ヶ月が経とうと

しています。

squid-angler-55.hateblo.jp

『やりたいことBest10』で掲げた、1つ

ガーデニング』は、趣味になって毎日の日課

となったし、毎日の散歩や、7年ぶりに釣りに

行ったりと、充実した日々を過ごせています。

もう1つの『読書』は、そうした日課の合間に

続けていて『徳川家康』をようやく第4巻まで

読み終えました。squid-angler-55.hateblo.jpsquid-angler-55.hateblo.jpsquid-angler-55.hateblo.jp

第4巻の始まりは、武田勝頼が、長篠城を奪い

返そうと、15000人の兵を率いて、攻めて

きている。

徳川家康は、織田信長からの援軍が来なくて、

北条の後ろ詰めもあり、進軍できずにいる。

長篠城には、家康の娘婿である奥平貞昌が僅か

500人の兵で籠城をしている。

貞昌は『義父は必ず援軍を差し向けてくれる』

と信じて疑わない。

攻め寄る敵に、知恵を働かせて、撃退して寄せ

付けまいと死力を尽くしている。

家康は、貞昌の父である奥平貞能を使者として

信長に援軍の催促をさせる。信長が必勝を期し

鉄砲が3500丁集まるのを待っていたことを

知る。そして漸く、信長の進軍が始まった。

一方で、長篠城の包囲網をくぐって、強右衛門

(すねえもん) が家康に謁見、貞昌からの伝言は

『あと3日分の食糧』というだけであった。

貞昌から、余計なことを申して、お館のご判断

の邪魔になるなと、きつく云われたとのこと。

『湯漬けを食べて、休むがよい』と云う家康に

強右衛門は『城中に戻り、苦楽を共にしたい』

と断って、城に戻る途中に、武田方に捕まる。

長篠城の味方へ、援軍は来ないと云えば、命

を助けてやろう』と促される。

強右衛門は、それを逆手に取り、城に向かって

『40000の援軍が来る』と叫んで、十字架

の刑に処される。

城内は勢いづいて、援軍が駆けつけて、籠城戦

に終止符が打たれる。



この後、信長の天下となり、やがて本能寺の変

で、明智光秀に討たれて、豊臣秀吉との天王山

の決戦と続いていくのですが、どこまでも潔い

武士の心根というか、お館様への忠義、仲間を

大切に想う心、その根底には、互いを信用する

信頼する『絆の強さ』があって、勝利に導き、

時代を動かしていくということなのでしょう。

まぁ忠義のためには、死をも怖れないというこ

とは、今の時代には理解しがたいことでもあり

ますが、互いの信頼を築くことの大切さは学ぶ

べきことが多いと思いますね。

 

            本日は、この辺で。